ブレーキシュー

昨日今日と、パーツ屋をめぐり、ブレーキシューを探すが、見事に合うやつがない。ジェンマより大きいやつか小さいやつしかないのだ。仕方ない、効かない純正シューでがまんするしかないかなぁ。

普通のスクーター

チャンプCXを買った後輩がやってきたので、乗せてもらう。チャンプもメットインとはいえ今となっては古いし、乗ったのはチューン箇所はない普通のノーマル車だが、15年前のジェンマ乗ってる身にとってはすげー新鮮かつ異次元の高性能

ジェンマの2倍近い馬力と無段変速で鬼みたいな(ジェンマ比)加速。ジェンマの感覚でスロットル開けてコケそうになりました。逆に低速走行はきつそうで、巷の原チャがおばちゃん含めてやたらすりぬけたがるのにはこーゆー理由もあったかと納得。

そしてなによりブレーキや足回りがすごいしっかりしてる(ジェンマ比)。カチッとしたフィールできれいに効くブレーキ。それでも粘るFフォーク。コーナリングも自然にかつ安定して車体を傾けて走ることができて、 「俺ってほんとは上手い?」 と勘違い出来るレベル(笑)。

そして、無段変速の関係か55まで気持ちよく加速するのが嘘みたいに頭打ちするみたいなので、いじりなくなるのも納得。(^^;;

ほんと、いい勉強になりました。しかし、リアサスも換えたくなってきた。

ジェンマ日記

あわただしく支度をして、出発。昨年の修理の時にパーツを買った門司のパーツ屋さんに出かけるのだ。正味往復140kmくらい、この距離はジェンマと私にとっては、 ロングツーリング に近い距離である。事実、私の一日での最長走行距離になる。

とはいってもフェリーに乗るために一度通った事のある道だし、国道にしては車は少なめでなんといっても坂が少ないので道が少し悪い事を除けば、わりとジェンマ向きの道である。で、なんなく小倉の市街地までたどりつき、モノレールの下を快調に走っていると 「検問」の看板とおまわりさん やましいことはなく(?)てもついつい身構えてしまうが、その看板の後ろにはひたすらおじちゃんおばちゃんおねーちゃんの列。なんじゃなんじゃと思いつつ横を通過しようとするが、目の前に赤信号。するといっせいにそのおじちゃんおばちゃんおねーちゃんが停車した車に寄る。なんでも秋の交通安全運動ということでのPRらしく、おねーちゃんからりんご1個まるごととPRチラシ等の入った袋をもらう。で、うーんなぜにりんご?と思ってたら、そばにいたおじちゃんが笑いながら 「アップ」ル食べてマナー「アップ」 とギャグってくれました。(^^;;

さて、無事パーツ屋につくが、前回同様ジェンマは輸出用の丸ごとしかないらしい。それが私のより程度のよさそうな紺メタのなんで思わず欲しくなったが、持ってかえる手段も置いておく場所もない。そこで、いちおー走れる程度ということで、乗ってきた私のジェンマのとブレーキドラムを交換する事に。しばし、待っていると作業は完了。前回同様、今回も無理言っちゃってすいません。>関門オートさん

無事、ドラム交換は完了し、急ぎ足で飯塚に帰るのみ。ドラム交換でブレーキはかなりましになったけど、まだ若干残っているのはベアリングなのか、それとも交換したドラムにも若干ゆがみがあるのか。まあ、これくらいなら問題はほとんどない。あとはシューを効くやつに交換だと帰りにCPCでセピア等用のデイトナのブレーキシューを買うが、あとでつけてみようとしたら、入らなかった。ジェンマのドラム径は90mm、セピア等のと幅は一緒だが径がひとまわり小さいらしい。

精算の謎

回転クロスシートのキハ58に座る。しばらくしてから車掌さんが来たので切符を新飯塚までにするように頼む。頼んで数分後、差額精算になりますと説明され、お金とひきかえにいわゆるレシート券をもらう。そして、田川後藤寺での乗り換え案内までしてもらう。わりとしっかりとしたいい車掌さんのようだ。しかし、気になったのはレシート券とともにいわゆる「原券」である元の1770円区間の切符が戻ってきた事だ。そういえば、前に筑豊本線で精算した時も原券が戻ってきたが、九州ってそういう取扱なのだろうか。ちなみに乗車券の乗りこしはおおまかには元の乗車券が100km以内の場合は元の乗車券との差額で計算するのだ。そうでない場合は乗りこした区間単独の運賃になる。

田川後藤寺に到着。車掌さんに案内された通りに後藤寺線の直方行きに乗車。18:55には無事新飯塚着。

客車普通列車

13:56の久大本線の久留米行きはDE10が12系客車3両を牽く客車列車である。なにせ、昔は全国にたくさんあった客車の普通列車も今では筑豊本線のDD51+50系とここのDE10+12系しかないのである。さて、この12系、最後尾のスハフのみグリーン車シートに交換されている。前2両のオハに乗って客車普通列車らしさを満喫するか、電源エンジン付きのスハフに乗り、快適なシートに座っていくか、迷うところだが、はっきりいって疲れていたのでスハフに乗る事にする。

重量の重いスハフのせいか、空気ばねのせいか、50系のような軽く固い乗り心地ではなくて、落ち着いた乗り心地である。そして、幸か不幸か冷房がうるさくて電源エンジンの音は気にならない。そして、風景も筑豊本線よりよい。編成の長さとかからいえば、筑豊本線に軍配があがるが、ロケーションからいえば圧倒的にこちらの方が上だ。今日は天気もよく由布岳もよく見える。ちなみにうまい機関士のようで発車時のショックがほとんどないのはいいのだけど、ちょっと客車らしくなくて気持ちは複雑。しかし、どーものどが乾いてきた。おなかも空いてきた。しかし、なんも買ってきてない・・・そこで、豊後森着。なんとここで40分以上も停車するらしい。うおー、ラッキー!!と思いきや構内には自販機一つない。外には売店もあるのだが、今持っている切符は1770円区間。これがなにを表わすかというと・・・ 途中下車できない 夜明までのなら自動券売機でも売っていたし、営業キロが100km超えるので途中下車できたし、後で精算しても2070+1080=3150で大分-新飯塚を通しで買うのと変わらなかったのに。いや、そうでなくてもさっさと車掌さんに言って、切符を新飯塚までにしておくんだった。というわけで結局、40分近くを駅構内ですごすはめに。そして日田で17:21発の小倉行きに乗換。

別府では何もせず

バスで来たのは別府駅。よく考えると1ヶ月前に来てるんだよなぁ。なんだかなぁ。

目当ての列車には時間があるので「たびてつ」にあったとこでもいってみようかなぁと観光案内板を見てると観光タクシーのおっちゃんが客引きに。なんでも平日でお客少ないので23000円のところ、15000円で湯布院まわってくれるらしいが、お金がもったいないし、どうせ湯布院いくならゆっくりと一人で気ままに回る方がいいので断る。でもこの間30分以上。われながらさっさと断れよ。(笑)

結局、これでなんかやる気さえ失せてしまい、ぶらぶらとしただけで別府を後にする事に。 13:22の杵築行きは475系。これがセミクロス可されているのだが、デッキとの仕切り壁をほとんど撤去している上に一部のトイレも撤去の上にロングシートを設置していると言うえらい気合の入った近郊化車である。

13:37に大分着。ここで降りていったん改札を出る。これが実はミソで、別府から新飯塚まではこれから通るルートでは3570円だが、大分で切符を分けると270+3150=3420円と150円安くなるのだ。で、公衆電話で通信し、自動券売機で切符を………買えない。そうだぁ、大分で新飯塚までの切符なんて自動券売機で売ってるわけないじゃないかなぁ。しかし、窓口で買っている時間はない。仕方ないので、てきとーな区間の切符を買い、13:56の列車に飛び込む。

九州上陸

そうこうしているうちにあっと言う間に別府観光港に入港のアナウンス。あらためて写真を撮ってバスで観光港を離れる。10年たってもやっぱり「さんふらわあ」は大きく見えたが、その姿はどことなくさみしく見えた。

「さんふらわあ」の「さんふらわあ」らしさ

食事の後は船内を散歩。引退直前の老朽船だけあってペンキの厚塗りやサビ、船内もセンスが古い上にくたびれていて古さを感じる。しかし、昔は豪華フェリーの代名詞的存在だっただけあって、いろいろと今のフェリーとは違う点が多い。まず、写真を見ても気づくのが、船形のスマートさ。総トン数12130t、全長185m、全幅24mと「長く細い」上に船首が細くブリッジが後退しているのが原因みたい。しかし、「さんふらわあ」に代わる「さんふらわあ あいぼり」は9000tなのがちょっとさみしいねぇ。

そして、設備・配置も独特。なにせわりと広いラウンジが2ヶ所にスターライトプラザという謎のホールがあり、レストランが吹きぬけ、極めつけはプール。もっとも、プールやスターライトプラザは当然使われていないけど。スターライトプラザは小学生の時乗った時にも急造2等船室になってた記憶がある。

そして配置はエンジンから離れた前部客室の窓側に1等以上の客室を配置、後部窓側にはグリーン寝台やレストランなどのパブリック。そして残る窓のない区画に2等系の客室を配置しています。他に4F後ろや2F前になぜか離れの2等船室があり、結果、2等和室船室も4ヶ所に分散しています。あと、船内にエレベーターがあり、風呂が乗用車甲板の下にあるところもポイント。しかし、ほんと迷子になりそー。

売店でさんふらわあのキーホルダーを買う。他にもお菓子やプラモデルなどのさんふらわあグッズが売ってたりする。さすが。それから寝たが、真夜中の3時頃に目がさめてしまう。そこでジュースでもと自販機に行くとなんと150円。110円より高いのはまだ許すがせめて130円くらいまでに・・・。あと、麺類の自販機がカップヌードルではなくラ王である。湯きりしなきゃいけないのでめんどくさい。

そして、おどろいたのは消灯中なのにゲームコーナーが開いている事。おまけにフェリーのものにしてはやたらと広い。リッジレーサー2の筐体が3台ならんでいるというだけでわかる人にはわかるだろう。そして、入っているゲームもわりと新しいのが入っている。バーチャ3に鉄拳3とかセイバーとか。なにせ、名門大洋フェリーなんて、ゼビウスがあったもんねー。ただし、2台以上使った対戦台はリッジ2だけ。

さんふらわあ

ちなみに「さんふらわあ」の横には塗り替えで「さんふらわあ」を名乗るブルーハイウェイラインの「さんふらわあ えりも」がいる。しかし、ブルーハイウェイライン。 志布志航路の船が「~えりも」と「~さっぽろ」なのはやめてくれ

写真を撮った後、乗船。ターミナルには結構人がいたが、どうも別部屋の団体さんらしく、2等客室はがらがら。ちなみに2等は区画が細長く、ちょっと背の高い人にはきついかもしれないが、そうでない場合はどこからでも通路にアクセスでき、場所取りが規則的なので結構いいかも。ただし、窓はない。船内には「さんふらわあ~さんふらわあ~太陽の花 さんふらわあ~さんふらわあ~太陽に守られて出港~」と歌がかかっている。前からサビ以外の部分を知らなくて気になっていたのだが、聴いてみると実は さびしかない ことが判明。歌詞もマンマだし、それにもうこの季節には出港時は太陽沈んでるし、なんだかなぁ。(笑)

車輌の積み込みに時間がかかり、定刻18時40分の約10分遅れで大阪南港を蛍の光とともに出港。 やはり出港時には蛍の光だよ。うんうん。

とりあえず、まずはレストランへ。フェリーではおなじみカフェテリア形式だが、外からテント風の塗装のドーム状に見えるところにあり、2階分の高さの高い天井が変わっている。ただし、値段もかなり高い。それでもおねーさんに「サラダはいかがですかぁ?」といわれるとついつい取ってしまう悲しい性(汗)。

で、食事を取っているあいだに神戸入港。ちゃんと「神戸で下船のお客様は………」とのアナウンスがあるんだねぇ。ちなみに大阪-神戸は500円。結構、旅行気分に浸れるのでオススメ。ちなみに神戸で2等にそこそこの乗船。

今回のメーンイベント

今回、乗船する便は関西汽船の大阪南港-別府の2往復のうち、大阪南港-神戸中突堤-別府観光港というルートの通称「別府直行便」。現在、「さんふらわあ」と「さんふらわあ2」という姉妹船の2隻が就航していて、今日当たった船は「さんふらわあ」。元祖中の元祖。

「さんふらわあ」と言えば割と知ってる人も多いと思います。かつては大型豪華フェリーの代名詞だったフェリーで私の子供の頃の船の図鑑には「さんふらわあ」の図解が載っていたものです。もっとも最近では猫も杓子も「さんふらわあ」を頭につけてて、特に「さんふらわあ」らしいのは独特の太陽マークくらい。所有船をかたっぱしから改名したブルーハイウェイラインなんか典型例。それだけ「さんふらわあ」というブランドが強いということもいえます。現在、「さんふらわあ」シリーズを所有しているのは関西汽船とブルーハイウェイライン。私の知っている「さんふらわあ」シリーズの中で「さんふらわあ」らしいのは元祖「さんふらわあ」とそれと型を同じくする「~2」「~5」「~8」の各船、そして「~11」だと個人的には思いますが、どうでしょう?

しかし、さすがに各船も老朽化やニーズにあわない面がでてきてしまい、いわゆる「さんふらわあ」らしい「さんふらわあ」はこの別府航路の2船になってしまいました。それも12月に「さんふらわあ あいぼり」が就航し、片方が引退すると思われます。もう片方が引退するのも時間の問題。実は元祖も「~2」も小学生の時に乗ってはいるのですが、あらためてこの機会に乗っておこうというわけです。

飯塚へ

今日は飯塚に戻る日。今回はいつものムーンライト九州や阪九フェリーとは趣きを変えて帰る事にしているが、なんにせよよっとかなければならないのが日本橋(笑)。971円であったエプソンスキャナ用パラレルボード2枚とケーブル2本ほどを購入。あと、1790円でペン形マウスがあったので購入。

そして、地下鉄とニュートラムを乗り継ぎ、フェリーターミナル駅へ。そしてフェリーターミナル前から出ている無料バスでかもめフェリーターミナルへ。ちなみに市バスも無料バスの間を埋めるように運行されているがこちらは有料。橋をわたって右に曲がると正面に太陽のマークの大きな船が見えてくる。

テープ編集

うちの父親の80本近くテープからめぼしいのを3本のテープにダビング。古い曲ばかりなのは仕方ないとしても、こう暗い曲になってしまうのはなんだかなあ。カラオケにつかえないではないか。(T_T)

「本日のまとめ」 新開地23:36→北鈴蘭台23:53

そして23:36の三田行き最終で北鈴蘭台へ。23:53着。鈴蘭台5:00からの18時間53分の列車の旅は無事終了。

さて、今回の旅行は、乗り継ぎ列車は15列車。所要時間18時間53分。 JRだけだと乗り継ぎ列車は11列車、所要時間17時間59分、総乗車時間14時間12分、平均乗車時間1時間17分、平均接続時間23分。ちなみに8月16・17日の時は別府-東京では乗り継ぎ列車8列車、所要時間19時間01分、総乗車時間17時間59分、平均乗車時間2時間15分、平均接続時間9分。別府-名古屋で計算しても、乗り継ぎ列車7列車、所要時間13時間57分、総乗車時間12時間54分、平均乗車時間1時間51分、平均接続時間11分。

こうしてみると、わりと一回の乗車が短く、接続に余裕があったという事がいえますね。

「やっぱ221系」 米原21:36→神戸23:22

今日の最後のJR乗車列車は21:36発221系新快速。221系を見るとやっぱ帰ってきたねぇと言う気になる。なーんだか、起きてるのか寝てるのかもはっきりしない時間を過ごしているうちに23:22神戸到着。

「ホームライナーには乗れず」 岐阜20:26→大垣20:35

先発は20:26の新快速だが、31分の普通でも40分のホームライナーでも大垣での接続は変わらない。そこでホームライナーでも乗ろうかと思ったが、整理券を売ってるらしきところがない。終点の大垣まで10分しかかからないのに300円払う人もいないか。みどりの窓口で言えばなんとかなるのかもしれないが、そこまでする気もないので20:26の新快速で大垣へ。それほど、混んでいたわけでもないが座れなかった。たしかに311の足回りは固いねぇ。

「もう帰るだけ」 美濃太田19:35→岐阜20:15

美濃太田でも25分の接続待ちであるが、いかんせんたいして暇つぶせる場所もないので、今日初めてのソトガキラー(公衆電話からのパソコン通信)をする。目の前を北アルプスが行く。そして次の列車は19:35発岐阜行き。さっきと似たよーなキハ40やキハ48による編成だ。ほんとは初めて乗る区間だけど暗いし、朝から寝不足であくびばっかしてる上にちょうといいあんばいに疲れてきたので睡眠タイム。んで、無事20:15岐阜到着。

「高山の町はちょっとだけ」 高山16:27→美濃太田19:10

次の列車は16:27で、43分ある今日の旅で一番長い接続待ち。と、いうわけでちらっと高山の町を散策。とはいっても古い町並みがあるところまでは片道10分とちょっとなので肝心の部分はほんとに少し歩いただけだったけど。ちなみに高山は中学校の野外活動という名の旅行と家族旅行とで2回来ている。遅れるといけないのでちょっと早めに駅に戻る。列車はキハ48や40による4両編成。時々川を眺めながら、雑誌やノーパソで時間をつぶす。特に日没前の真っ白い川霧が印象的だった。もう秋で18時を回るともう真っ暗である。今日の旅で一番長い乗車時間2時間43分を無事終えて、19:10美濃太田着。

「山!川!駅弁!本日のクライマックス」 富山13:39→高山15:44

しばらく、ロングシートに座っていたが、ボックスシートが開いたのでそっちに移って、さっき買ったぶりのすしを食べる。ますのすしより酢が効いてるかなぁ。個人的にはやはり、ますのすしかな。列車はどんどん山の中に進んでいき、シェルターをいくどとなくくぐる。そのたびに車内に響きわたる低いエンジン音。キハ120のSA6D125Hエンジンの音はワイルドな点ではわりといいが、さすがにここまで響かれるとうるさい。途中、交換待ちをしているとDE10の重連がやってきて「おっ!」と思ったら、後ろについているのはタキ2両だった。あうあう。猪谷で変わった東海の車掌さん、検札にやってきて、私の18きっぷを見て笑って一言、「遠くから来てるねぇ。」。こっちも笑ってかえす。今日は駅員さんや車掌さんにめぐまれているのかもしれない。15:44に高山到着。

「読んでる雑誌はモトチャンプ(笑)」 金沢12:18→富山13:18

富山行きは12:18発。413系だけど、なんかさっきと同じ車両のような気がしなくもない。ロングシートに座り、金沢で買った雑誌を呼んでいるといつのまにか13:18着の富山。高架駅の金沢とは違って意外に小さな駅である。ここで昼御飯に「ぶりのすし」を買って、13:39の高山行きに乗車。結構派手な塗色のキハ120の2両編成だ。高山本線が今日の旅で唯一の初めて乗る線区である。

「京福は見るだけ」 福井10:14→金沢11:44

次の列車までには時間があるので改札を出て、コンビニで暇つぶし用のものを探すが、これといったものはない。とりあえず、遅めの朝ごはんということで立食そばを食べる。どちらかというと関西的な薄めの汁。その後、京福電車を観察。元阪神車と元南海車の取り合わせ。見ていると元阪神車が出発。吊りかけ駆動特有の音で足回りが南海1201形のやつだとわかる。元南海車は元11000系。長い車体と非冷房の姿が21000系と異なる雰囲気を出している。変更されたドア位置とヘッドライトがちと残念だが、車内は転換クロスのままのようだ。

10:14発の金沢行きで福井を後にする。車両は413系、先頭車のAU13分散型クーラーがイカス(笑)。途中、サンダーバードに抜かれるが駅を遠慮なくかなりの速度で通過。うーん、特急街道北陸。あと、そういえば近江今津からの列車で前に座ってたスーツ姿のおっちゃんがいる。書類らしき物を出して仕事の様子。普通列車を乗りついで一体どこに行くのだろうと思っていたら野々市で降りていった。そして金沢に11:44着。中学生の時にクラブの旅行で来たことがあるが、なんか改装されてるようで雰囲気が違うみたい。

「元583系」 近江今津8:13→福井9:48

近江今津で乗り換えた8:13発の福井行きは元583系の419系。寝台特急電車を改造しただけあって独特の車内。やたらピッチの広いボックスシートがなかなかぐー。歯数比のせいか走行音が201系的。ちょっと寝ておこうと無理に寝ているうちに9:48福井着。

「結構混んでる117系」 京都7:06→近江今津8:05

ホームに降りて、ふと奈良線ホームの117系100番台が目についたので見に行くと中間2両福知山色だった。うーん117系には往時を思わせる原色・番台統一の6連ってまだあるのかなぁ?100番台は好きなだけにちとショック。しかし福知山色の100番台はすっきりしすぎていてめちゃくちゃ無気味だ。このまま185系の間にはさんでもいけるかも。

そして新しくなった京都駅を見物して時間をつぶしてホームに行くと、次に乗る近江今津行きは予想していた113系ではなく117系300番台。ロングシートに座る。7:06に発車するが、ラッシュの逆方向にもかかわらず、背広姿の客が多く、しかもぜんぜん減らない。結局、いれかわりたちかわりで近江今津までそれほど空かなかった。しかし、首曲げて後ろの琵琶湖を見ていたので首が痛くなった。それに117系300番台のロングシートは座り心地がいまいちだ。

「583系新色」 大阪6:03→京都6:42

無事、ボックスシートの進行方向窓側を確保する。ぼーっと窓の外を見てると吹田工場で見慣れない色の電車が。よく見ると583系。サンダーバードと山陰用485・183の合の子のような白に窓回りグレーその下に青と金の帯という取り合わせ。なかなかさわやかで少なくとも今のライトブルーベースの塗装よりかはいい。それで向日町もチェックしてみたがこっちには新塗装車はいなかった。しかし383系ありオーシャンアローありタンゴディスカバリーおりーのと向日町もにぎやかだ。6:42についた京都で降りる。ここで湖西線に乗り換えだ。

「乗り継ぎ成功」 神戸5:23→大阪6:02?

改札を出てJRの神戸駅へ行こうと思ったら、目の前にシャッターが。まだ朝早いので地下街があいてない。仕方ないので地上経由で神戸駅へ。時間は5:20。改札で青春18きっぷに改札印をもらう。「おはようございます。5回目ですね。お気をつけて。」若い駅員の予想外の言葉に鈴蘭台以来ちょっと悪かった機嫌がくるっとよくなる。

今度こそはジュースを買い、乗り込んだのは201系の5:23発京都行き普通列車。ちょっと出来るのか不安だった乗り継ぎだが、わりと楽に成功。貴重なデータだ。というのも実は今回はJRはこの列車の1本あとの普通列車でもよかったのだ。その分は京都駅で時間をつぶす事になる。大阪までこの普通列車に乗り、6:03発の大阪始発の113系長浜行き快速列車に乗り換え。

「神鉄一番列車に乗って」 鈴蘭台5:00→新開地5:13

ホームにあがって時計を見ると、あと発車まで1分ちょっとあるのでジュースを買おうと思ったら、ちょうどジュースを買っていたおっちゃんの動作がえらい緩慢で時間がなくなって結局買えなかった。もしかするとわざとかも?

隣のホームには普段は側線に止まっているのしか見ない701形電気機関車をはじめとするホッパ車が計器に灯をともし止まっている。

5:00発の神鉄一早い始発列車は5000系4両編成、朝早い列車だが、わりとお客は多い。新開地に到着した時に駆け足で乗り換えるお客も同じだ。かく言う私も駆け足ぎみに中間改札口を抜ける。

残り1日分の青春18

手元に青春18きっぷが1日分残っている。はて、どう使おうかというわけで、日帰り旅行計画の発動である。

とはいえ、18の威力を存分に使い、かつ日帰りとなるとあまり行先はない。近場の観光地は家族旅行で言ってるところが多いし、かといって乗りたい!!見たい!!って路線や車両にも乏しい。結局、用意したルートは2つ。1つは岡山から津山・因美線で鳥取へ抜け、山陰線で米子、そして伯備線で岡山に戻ってくるルート、もうひとつは北陸から高山本線というルート。前者は廃止直前の〔砂丘〕が見れる事と大部分が初乗車線区であること、後者は風光明媚(?)な高山線に初乗車出来るのが魅力である。結局、わりと小刻みな余裕のある乗り継ぎで遠くに行けるという点で後者に決定。なにせ、あまりに長い乗車時間と御飯を取る暇もない乗り継ぎの組み合わせは東京行きでちょっと懲りている。そして、福岡じゃ見れない「逮捕しちゃうぞ」をみた後(余談だけど東海林さんていい味だしてるねぇ)、風呂入って準備した後、まだ、外は真っ暗の4:29に家を出発。早足で歩くこと28分、鈴蘭台駅に。ホームには5000系が止まっている。

特急はくと9号

14時前に家を出て、高速神戸へ。久しぶりにモトコーを歩く。やっぱモトコーは神戸のレアスポットだね。元町で3ヶ月ぶりに散髪してすっきりしたあと、歩いて三宮へ。

今日の目的はずばりはくと9号である。ほんとは大阪から乗るつもりだったのだが時間が足りずに結局三ノ宮から乗る事になってしまった。しかも姫路まで。で、なぜ〔スーパーはくと〕ではなくはくと9号かというとキハ181だから(笑)。それだけなら姫路までという同じキハ181系の〔はまかぜ〕も走っている区間で乗る必要もないのだが、なにせこのはくと、はまかぜを超える俊足ぶりでもしかすると しなのやつばさ以来の本気で走るキハ181系 かもしれないという存在である。これはキハ181系大好きの私にとってはぜひとも一度なくなる前に乗っておかなければならない!!と思って、奮起したわけである。

で、やってきたキハ181系は通常の5両編成のわりとバランスのとれた編成。車内はまあまあ混んでて70%くらいかな。ただし、喫煙OKの指定席は空いてたけど。

しかし、キハ181。やはり加速は遅い。500馬力という出力は最近の660や700馬力といった車両に比べて確かにおとっているが、それ以上の加速の悪さである。やはり車体の重さと減速比が低く設定された変・直しかない変速機が響いているのだろう。しかし、四国の2000系などとは違ってエンジン音はほとんど車内に響かない。中央部に座っていると窓の外からかすかにカラカラカラという国鉄予燃室式ディーゼルエンジン特有の音が聞こえるだけである。そのかわり、そのほかの減速器の音とか台車の音等のメカノイズがやたら耳につく。だからけっして静かな車内とはいえないが、他の気動車とは一線を画した乗り味である事には違いない。おかげで、加速も弱い、エンジン音はしないで、あまり猛烈に走っていると言う感じはしない。おまけに三ノ宮以西というのはあんまりよく乗る区間ではないので比較もちょっとしづらい。とはいえ窓の外を流れる風景は快速電車よりあきらかに速いし、以前はまかぜ乗った時のあきらかに気合の足りない走りとは違う。試しに駅間の時間を計って平均速度計算してみると、110km/hから115kmといったところで明らかにキハ181系の最高速度の120km/h出してる走りである。乗ってよかった~。そんなこんなで姫路着。帰りは新快速で帰った。

MAGローダーって難しい??

3日、4日と試しに以前つくってみたMAGローダーをいじる。なにせ、なんの機能もつけてないのにもかかわらず、愛用のMAG.EXEなら2秒でロードする絵に8秒以上もかかるのである。そりゃまあアセンブラでかいてるわけじゃないし、メモリ64KBで動作するプログラムだけどいくらなんでも遅いので、いろいろと試しながら実験。結果、4秒前後までにはなった。でもまだ倍かかってるなぁ。

写真の出来あがり

昨日の写真と21000系に乗りに言った時の写真を現像。 狙い通り変な反射はないし、被写界深度もいい感じだが、やや左よりのフラッシュということもあって、やや左よりの近いところではいい感じの明るさだが、そこから周辺部にかけて急激に暗くなってしまう。しっかりとしたライティングが出来ないので仕方ないところだが、あの暗めに出るうちのスキャナでこの写真とるとつらいなぁ(;_;)

しかし、ストラクチャーと低いアングルの効果は抜群で、暗さでディテールや材質感がはっきりしない事もあって、なかなかいい感じ。

高野線の方は凝った構図とかぜんぜんないけどなんか気持ちの良い仕上がり。最近、じっくりと撮る事が少ないのとコンパクトカメラが多かったのとでしっかりとピントと露出が出た写真が少なかったせいかも。しかし、なんといってもわりと天気がよかったのとていねいに撮ったのが大きいかな。ちなみに東京に行った時の写真も同じフィルムだったけど、こっちは天気がいまいちだったせいか、色の出がよくなかった。