新型コンデジPart.2

さてこの間のIXY Digital 220 ISについて書いた時、 「これだけではないのであった」と書きました。 そう、220ISはただの序章に過ぎなかった。 というわけで買ってしまいましたよ。SIGMA DP2s。

DP1でFoveonすげーとなったのですが、 どちらかというと中望遠スキーな傾向がある自分にとっては、 28mmというのは作品的に撮るにはちょっとワイドすぎる。 しかし、記録用途だと広角ないと困ることも多かったり (ホームギリギリに止まった列車の顔とか撮る時とか)。 じゃあ、記録用途はもっと小さいコンデジに任せちゃえ! というわけでのIXY Digital 220 ISだったわけです。 そう、IXY Digital 220 ISはDP2s導入の前提条件だったのです。

まだほとんど使えてませんが、 やはりこの焦点距離は28mmより自分には合ってる気がしますね。 あとDP1より若干高感度も良くなってる?。 ただ、電池の持ちはいまいちな感じがありますね。 なにせ、DP1でフル表示のバッテリーをDP2に入れたらLow Batt.だったのには参ったw

SIGMA DP2s

Missing-link

千早の電話、思った以上に評価頂いているようで、ありがたい限り。 少し前の話になりますが、処女作のミキのひとりごとも1000再生突破で見てくださった方にはお礼申し上げます。

そんな機会に改めて、アップしてしばらく立った今現在の落ち着いた心境で、 千早の電話について語りたいと思います。長文注意だよー。 そして、見てない人はもちろん、見てくださった方も作品を純粋に楽しみたい方は 見ない方がいいかもな感じのネタバレ注意。

アイマスというゲームは、どちらかと言えば設定が緻密でないゲームです。 一言で言うと無印のシステムの関係上……なのでしょうが、 CD内のドラマ・SP・DSと言った大きな枠どころか、 コミュ1つ1つですら「パラレル」として独立しているとも言える状態です。
結果として、組み合わせ方すら自由なミッシングリンクが多数存在します。 それに対して、自分なりの解釈をしてみたのがいままでの2つの動画なわけです。 しかし、今回の春香と千早に限って見ても、それらに触れたものはニコマスにも当然数多くありますし、 その中には「やられたなぁ」と思ったものもあったわけです。 まあ、今回はそんな動画を紹介しつつ、語っていこうかなと。

赤ペンP

実は以前紹介しようと思ったんです・・・が、 これを紹介してしまうと作りたいものに関して語ってしまう事になるため、紹介できなかったという。 千早の電話を上げたことでようやく紹介出来るようになりましたw。

こんなデビューしたてのド底辺Pが言うことでもないのですが、この動画にはやられたと思いました。 「ED後、それぞれの道を成長していくはるちは」を見事なまでに表現してるわけですから。この人にやられちゃったら勝てないじゃんw
言い方は悪いですが、春香も千早もたかだか15・6。 数曲売れてSランクアイドルになって、ゲーム的にはEDを迎えたところで、 それは到達点ではなく通過点にしか過ぎないと思うのです。 若い彼女たちはもっと成長するし、可能性もある。
「EDで終りじゃない。」
それを自分の動画より明確にかつ素晴らしく表現しているのがこの動画だと思います。

ただ、幸いにして自分のやりたかった事を全部やられたわけじゃなかった・・・もっとも、 そのうち1つはまた別の人にやられてたりするわけですが。

ストレートP

これは以前にも紹介したことがありますストレートPの短編。
その時書きましたが、自分のはるちはのスタンスは「認め合う関係」なんです。 それを別々に活動している春香と千早で表現したという点でこれもまた「やられた」動画。

昔、私が春香を好きな理由の一つに「千早と親友であること」と書いたことがあります。 しかし、自分と歌以外の物を拒絶すらしてきた千早が何故春香を親友と認めるようになったのかという点は、結構疑問だったわけです。

もちろん、春香とデュオを組んで1年活動したという理由はわかりやすいし、 それはそれで納得も行くのです。 ただ、歌の方向性として正反対とすら言える千早と春香は、 それぞれ別の道を進ませたほうが自然じゃないか? なにより、あの頃の千早なら春香とのデュオは間違いなくいい顔をしないだろう。
そして、なによりデュオを組むという「限定的行為」がなくても、 春香と千早は親友でなければならないという個人的希望。

じゃあ、デュオを組まない千早が何故春香を認めるのかと言ったら、 きっかけはやっぱり歌しかないと思うんですよね。 ただ、そこをきっかけに全てを認めあう親友になったとしても、 きっかけたる歌に関しては、たぶん千早はなかなか全てを認めきれない。 なぜなら、歌うことの楽しさから来る春香の歌の楽しさは、 千早自身が語るようにラストコンサートに到るまでに 少しずつ取り戻して行くものだから。

東洋人P

これに関してはやられた!じゃないんですが、 千早の電話の構成がだいたい完成したところで、マイリスを整理していて久しぶりに見直したら、 独り語り的なところや後出しタイトルとか構成が一緒じゃないかとw。 自分の意識してないところで影響受けてたんだろうなぁ・・・。 もっとも、ゲーム画面を効果的に使っているこの動画と比べれば 自分のテキストオンリー的な動画など、それこそ月とスッポンなわけですが。

EDに関して言えば、春香と千早が同じPの元でそれぞれSランクになった場合、 ゲームに準ずるならPは「春香ではなく千早を取る」事になります。 結果、耐えられなくなった春香が黒春香に・・・というのも一つのミッシングリンクだとは思うのですが、 素直に解釈するなら、この後春香に求められるのは「独り立ち」だと思うんです。
そしてこれは千早についても、そのために必要な過程こそ違え、同じことが言えると思うんです(千早ファンの方には怒られるかもしれませんが)。 だから、あの動画ではあの時点を「スタートライン」だと千早に言わせましたし、 得意の独り語り構成でやるための苦肉の策だったとはいえ、 Pとの間に「電話」という距離を置けたのも運よくハマったと思っています(完全自己満足ですけどw)。

さて、そんな千早の電話を上げた後のみなさんの感想を追って見ると、 意外と千早の話として見る人と春香の話として見る人がはっきり別れている所はおもしろい所。 どちらの視点で見ても成り立つ話が書けたのだとしたら、 それは思ったところがいくらか表現できたのかなと思います。

そんな感じで、自分なりのミッシングリンク埋めをしたのが今回の動画。 春香を出さなかったこと、Pの言葉を出さなかったことで、 あえて残したミッシングリングもありますが、 とりあえずそこは視聴者のみなさんにおまかせしようと思います。

さて、今までの話の流れとは関係ありませんが、ミッシングリンクついでにもう1つ。

すっきりぽんP

普通の家庭に育った(と思われる)春香がアイドルになると決めた時、 果たして両親は・・・という前から疑問に思っていたミッシングリンクに 素晴らしい1つの答えを用意してくれたすっきりぽんP。

まあ、個人的にも春香のデビュー前のネタは2つ程いつかやってみたいとは思うのがあるんですが (1つはすでに動画以外ではやってるネタですけどねw)、 千早の電話で2年だからなぁ・・・出来るのかなぁ・・・。

とりあえず、次作はとりあえず作ってみただけの出落ち動画(ただし飽きm@ster化する可能性大)か、 タイトル落ちっぽいあれの動画化(カテゴリ的にはギャグ・・・なのか?)になると思います。

FTO

FTO

~女の子も車も後ろ姿の色気ってのは大事じゃないかい?~

なんと、晴嵐改さんとの合作でございます。
担当は、晴嵐改さんが構図と女の子。自分が車。

車は表題どおりFTO。国産車の中で後ろ姿が美しい車として個人的にはかなり上位にくる車です。 しかし、絶妙な面構成は描くには難しく、 今回も久しぶりに主線なしで突撃したにも関わらず、表現しきれなかった感もあります。 もう少し立体感を出したかった。

にしても、晴嵐改さんの描く女の子。 このかっちりとした線や塗りながらも女性らしいやわらかさを持つところはさすが。 私には出せない味でかつ、こういったメカ物との相性もばっちし。

自分より技術的に上の人との合作はいろいろ勉強になります。

別バージョン

新型コンデジ

いくらなんでもここでデジタル一眼は大げさ過ぎだろ……と思いつつも、 たいていの事をデジタル一眼ですます私ですが、その理由の一つが高感度性能。 別に飲み屋やカラオケボックスでのスナップに高画質なんぞいらないわけですが、 ノーフラッシュで撮ろうとするとDP1やCaplio RXではきついわけです。 Caplio RXにいたっては夕方の屋外ですらキツイよーっていうくらいの画質で・・・。

それでもやはり一眼持ち運ぶのは無理っていう場面もあるわけで、コンデジはいるなぁと。 しかも、ここ1~2年でコンデジも高感度化が進み、暗所での撮影に強くなってきました。 そんなわけで、「28mmスタートのレンズ」「手ぶれ補正」「ポケットに入る程度のサイズ」 という条件で検討した結果、Canon IXY Digital 220 ISを購入。
黒ですよ

PowerShot S90とかI-10とかIXY 400FとかEX-FC150とかも検討したんですが、 今回の目的において、大きさと操作性とデザインのバランスが、個人的に一番よかったのが220IS。 これだけ小さいのに不思議とシックなカメラっぽさがあるんですよね。 それで、「220ISのブルーかブラックの中古があったら買う!」と決めていたところ、 ブラックの中古があったので。

帰りに数枚撮っただけですが、この小ささでもメモ用途程度なら下のような夜間の駅撮りもこなせますし、 少なくともCaplio RXに比べればいい時代になったもんだと思います。

しかし、これだけではないのであった・・・(ぇ。

IXY Digital 220 IS

新作雑感

春香-16
1002Pチャネルの30分お絵描き会で描いたもの。

今回の動画、実は2年前にニコマスデビューを目指して制作しつつも、 結局、絵描き面な技術不足から没になった2本ないしは3本の紙芝居動画用のはるちは話を 文章形式に再構成して1つにまとめたものです。
だから、1作目の後1ヶ月で作った動画。 であると同時に2年越しでようやく完成した動画でもあります。
形式こそは1作目を踏襲していますし、だからこそつくれた動画ですが、 成り立ちとしてはヒラメキと勢いで作った1作目とは対極にいる動画です。

千早の電話~春香~

思ったより早かったと同時にようやくという作品。
そしていろんな意味でプレッシャーを感じた作品。
細かくはまた後で。