足元にありそうで6年かかった「蒼い鳥」

次作の制作が順調に難航中です。 アニマスが気になってこの時期にこのネタは作るのはやっぱり制作に集中できないよ。 おまけにエースコンバット・アサルト・ホライズンも出るし、Forza4も出ますよ。 そんなわけで、もしかすると今作ってるのは後回しにするかもしれない。

話は変わりますが、現在、アニマスの進行に合わせてANIM@TION MASTERシリーズが現在03までリリースされています。
これがまた新曲がどれもいい。 「ハニカミ!ファーストバイト」で友美さんやったら楽しいだろうなぁとか思ったりもしてしまいますが(たぶんやらない)、 今までのAMシリーズで一番思うところがあったのは新曲ではなく、実はAM02に収録の「蒼い鳥」だったりします。

もともと「蒼い鳥」という曲は個人的にアケマス時代から好きな曲で 「蒼い鳥」と主題歌が聴きたいがためにMASTERPIECE 02を買ったのがアイマスCDを買った最初でした。
アケマス自体はプレイにかかるお金が高かった事もあって「はまる」と言える程やりこむまでに至りませんでしたし、 Xbox360版を買うのもプラチナコレクションが出てからになるのですが、 アイマスのCDだけはこのCDをきっかけにMASTERPIECE、MASTERWORKと買っていく事になります。
そういう意味では、自分をアイマスにはめたのは千早の歌う「蒼い鳥」だったとも言えます。

しかし、MP02に収録されている「蒼い鳥」はゲームバージョンのShort Ver.。 M@STER VERSIONはMASTERPIECE 05になってようやく発売されます。 が、聴いてビックリ。蒼い鳥のM@STER VERSIONはアレンジはおろかテンポまで違うじゃないですか。 これはこれで「歌謡曲」臭がしてすごく好きなのですが、 他のM@STER VERSION同様にゲームバージョンのアレンジのままのフルVer.が来るものと期待していた私としては「これじゃない感」は払拭する事が出来ませんでした。 (あとMASTERPIECEのM@STER VERSIONはソロではなくトリオというのも「蒼い鳥」には合わなかった)

しかしその後、千早ソロのM@STER VERSIONが出て、ライブでも歌われ、「蒼い鳥」におけるM@STER VERSIONの地位を確立し、 MASTER LIVEではテンポこそゲームVer.ですがさらにイメージを大きく変えたREM@STER-A/Bが収録され、 そしてMA2で「蒼い鳥」の後を継ぐにふさわしい「眠り姫」が出てきて、 自分のMASTERPIECEの時の感傷も過去の物になりかけてました。

そこに出てきたのが、このAM02の「蒼い鳥(M@STER VERSION) ~TV ARRANGE~」。 アニメ本編でも聴きましたがまさかCDがM@STER VERSIONでの収録になるとは思いませんでした。 確かにアレンジは違いますし、歌声も新録で力強い決意を感じるものから、 アニメのあの時の千早らしい淡々と、しかし深く歌いあげる物にはなっています。 しかし、それを差し引いても蒼い鳥らしいイメージを持ち、千早が歌うゲームVer.と同じテンポのM@STER VERSION。

あの時、夢見ていた「蒼い鳥」が6年越しでようやく聴けるようになったんだなぁと。

余談ですが、もう一つ聴きたい「蒼い鳥」は、 春香のREM@STER-Aのオケを普通にしたバージョン。 REM@STER-Aの春香のボーカルは、 千早とは対極のVo.属性としての可能性をすごく感じさせてくれるのです。