アイマスの話とか

久々にアイマスの話でも。 と言っても、最近リアルの諸々で遊びに使う気力ってのが足りてないのですよ。 時間体力はないわけじゃないのだけど、まず気力が足りない。 世間の非オタクの皆さんというのは実は他により楽しい事があるというよりかは、こういう事なんじゃなかろうかとも思いますね。 今後リアルががらっと変化しそうなので、本当どうなるのだろうといった感じはあります。

そんなわけで最近はデレマスはともかくミリオンはログイン+αな感じだし、デレステに至っては平日はログインすら怪しい。 ライブは現地チケットはそもそも「ご用意できませんでした」だし、LVは色々思う所あって行っていない。

でもプラチナスターズは買いました。限定版ではなくてダウンロード版なあたりに懐事情とずぼらっぷりが表れてますが。 現在はとりあえず全員EXライブクリアして、春香千早美希律子がAランクといったところです。

それでプラチナスターズの感想を一言で言っちゃうと「色々薄味だけどそれが心地よい」

冒頭に書いた通り、気力不足の状態なのでこってりしたものがきつい。 アイマス以外で言えば最近良かったものってガルパンの劇場版とシン・ゴジラですからね。 でも劇場版良かったからといってガルパンのTVシリーズやOVA見るかというとそういう気にはならないという状態。 なんでプラスタの薄味さは案外悪くない。

個人的にはミリオン、OFA、そしてプラスタのゲームデザインってのは「みんな平等」路線だと思っている。 口悪く言えば「全員平等に扱ってやったからおまえらもちゃんと全員に触れやがれ」っていう。
そうなるとアーケード版以外ではシナリオの物量面では大したことは出来ていないアイマスでは、 物量的に必然的に個をなくしてまとめて一つに扱うか薄味にするかってなる。
それはプレイする側の総量としても同じ。一人一人の分量が多いと全員するのは大変になる。 実際ライトプレーヤーの自分は、無印や2はリーダーという意味では全員やってないですもん。

その前提でプラスタのシナリオ見ると、取捨選択が潔いんですよ。 ストーリーはおろかキャラの説明すら省いてテーマを一本に絞っているんだけど、 グラフィック面の進化もの手助けもあってちゃんとキャラを魅力的に魅せる所は魅せれている。 本来アイドルの魅力に設定だの極限状態だのは見せなくてもよいのですよ。

当然一人のアイドルの深みにはまろうとするとOFAと比べたって情報が少なすぎというきらいはあるので、 初見の人にはどうよ?という話はあるのですが、よく考えるとシンデレラやミリオンの娘たちもそうなんですよ。 そう考えると765も「終わりがないコンテンツ」の作り方になったのだなという考え方も出来るんだと思います。

これは若干余談だけど、アリサ・友美・菜緒という所謂なかなPの「雷神の左腕」トリオはちゃんと全員メールで言及があるあたり、 詳細描写について意外とあなどれない所もあったり。

ゲーム部についても音ゲー部の戦略性がないとかあるのだけど、 個人的には「音ゲーは気持ちよく打たせてなんぼ」じゃなかろうかと思っているので、 むしろ音ゲー中の戦略性がないのは歓迎だったり(ちなみに無印のはそもそも音ゲーとは言わないと思うのでOK)。 衣装についても属性が増えている分変える機会も多く、アイドル見れる余裕の出来る緩めの音ゲー部の難易度含めて、 何度もやる事になるライブ部が思った以上に苦痛じゃない。実際、OFAよりプレイ時間長くなってるんで自分にはいくらかあっているらしい。 でも曲のランクアップについてはこのシステムだとどうしても同じ曲を使い続ける事になるのでもう少しバランスなんとかならんかったのかと。

あとはDLライブですがこれは正直システム云々より本編含めたバランスの問題な気が。 EXライブ全員クリアという「完走ライン」とSランクとのギャップが崖過ぎるという。 DLライブもそれに合わせた難易度設定といっていいので、そこでストレスが溜まるというかモチベーションが保てないといいますか。 ドロップもあのドロップ内容と確率でプレイ意欲なり課金意欲なりを刺激するのはきつくない?というか。 ここはもう少しなんか上手いテコ入れを思いついてもらいたいものだなーと思います。

まとめると完璧には程遠いけどそれゆえに欲張らなかった部分はうまく回っているのかなと。
というよりかはミリオンが膨大なテキスト量で攻めてる(攻めざるを得ない)分、こちらはビジュアルに全振りしたというかw 多方面への展開がある程度成せれた今、そういう意味では役割分担が重要になってくるのかもしれません。

……まあ、全方位にバランス良くまとめてきてるデレステってのもあるんだけどね