特急はくと9号

14時前に家を出て、高速神戸へ。久しぶりにモトコーを歩く。やっぱモトコーは神戸のレアスポットだね。元町で3ヶ月ぶりに散髪してすっきりしたあと、歩いて三宮へ。

今日の目的はずばりはくと9号である。ほんとは大阪から乗るつもりだったのだが時間が足りずに結局三ノ宮から乗る事になってしまった。しかも姫路まで。で、なぜ〔スーパーはくと〕ではなくはくと9号かというとキハ181だから(笑)。それだけなら姫路までという同じキハ181系の〔はまかぜ〕も走っている区間で乗る必要もないのだが、なにせこのはくと、はまかぜを超える俊足ぶりでもしかすると しなのやつばさ以来の本気で走るキハ181系 かもしれないという存在である。これはキハ181系大好きの私にとってはぜひとも一度なくなる前に乗っておかなければならない!!と思って、奮起したわけである。

で、やってきたキハ181系は通常の5両編成のわりとバランスのとれた編成。車内はまあまあ混んでて70%くらいかな。ただし、喫煙OKの指定席は空いてたけど。

しかし、キハ181。やはり加速は遅い。500馬力という出力は最近の660や700馬力といった車両に比べて確かにおとっているが、それ以上の加速の悪さである。やはり車体の重さと減速比が低く設定された変・直しかない変速機が響いているのだろう。しかし、四国の2000系などとは違ってエンジン音はほとんど車内に響かない。中央部に座っていると窓の外からかすかにカラカラカラという国鉄予燃室式ディーゼルエンジン特有の音が聞こえるだけである。そのかわり、そのほかの減速器の音とか台車の音等のメカノイズがやたら耳につく。だからけっして静かな車内とはいえないが、他の気動車とは一線を画した乗り味である事には違いない。おかげで、加速も弱い、エンジン音はしないで、あまり猛烈に走っていると言う感じはしない。おまけに三ノ宮以西というのはあんまりよく乗る区間ではないので比較もちょっとしづらい。とはいえ窓の外を流れる風景は快速電車よりあきらかに速いし、以前はまかぜ乗った時のあきらかに気合の足りない走りとは違う。試しに駅間の時間を計って平均速度計算してみると、110km/hから115kmといったところで明らかにキハ181系の最高速度の120km/h出してる走りである。乗ってよかった~。そんなこんなで姫路着。帰りは新快速で帰った。

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