おえかき環境

ついにPC-9800シリーズが受注中止だそうです。私自身、互換機であるEPSON機を含めるとPC-286NOTE F×2、PC-9801DA5、PC-9821Xs/U7W、PC-9801NL×2、PC-9821V7/S7、PC-9801NL/A、PC-9821Ld、PC-9821V20/M7と10台の9800シリーズを所有してきたわけで、まあわかっていた事とはいえちょっと感慨にふけってみたり。

今思えばもし98の16色CGの世界じゃなく林檎の多色環境から入ってたら、今絵描きしてなかったんじゃないかなぁと思います。ソフト的にもハード的にも多色環境は貧乏学生の手に負えるものではなかったですし、なによりパソコン通信という限られた環境で見てもらえるには16色でしたから。絵描き自体の初心者といってよかった私の絵に対していいも悪いもやさしく指摘してもらえたのはやはり幸せだったのだなと今にして思います。

まあ、昔の話はさておき、現在の話。おかげさまでマシンの速度もメモリもまあ足りている今ですが、お絵かき環境が申し分ないかといえばそうでもなく。最近、どうしたものかと思案中です。というのは現在分散しているお絵かき環境の集約。今のスキャナはGT-6000で解像度は300dpiでお絵かき用ならそう不満もないですが、いかんせん10年以上前のモデルなこともあって窓2000非対応。結果として98の方につないでるのですが、おかげで取り込み作業がひどく面倒。また、そのため机の上に2台のミドルタワーマシンが鎮座しているので机の上が狭くてスキャナは本棚の上、マウスとタブレットが同時に使えない。まあ、本気で描くときはこれくらいの手間はいいですが、落書きのときはおっくうです。さらにはディスプレイが15インチの普通のノングレア管で高解像度がつらい。

さてどうしようかと考えるとまず、スキャナを新しくしてメインマシンに全部つなげれるようにすればマシンを1台に出来ます。できればメインマシンも小型化したいところですが、今のマザーボードがATXなのでmicroATXに買い換えて、となるとメモリもSDRAMじゃなくてDDRになるし、当然ながらケースを買い換えて・・・となるとかなりの出費(というか大量にごみが出るのが・・・)なのでここは後回しです。次はディスプレイですが17インチCRTはとてもじゃないですが置けなさそうなので、多少の色再現と1600×1200が出せないのは目をつぶってSXGAの液晶にすれば、画面までの距離も取れるので眼にもやさしいはず。やっぱ、スキャナとモニタ新しくするだけで結構すっきりするなぁ。ちなみに一番すっきりするのは配線だったり。

コメント

コメントを書く