ウィルコム
DDIポケットがWILLCOMに社名変更しましたねぇ。 AIR-EDGEというAirH"の新ブランド名も含めて、 ネーミングには外資になった影響を強く受けているようですが、 英語でしかもきれいな語呂のブランド名というのは 日本のブランドとしては、 認知度上げるにはかえって不利ではないかととも思うわけですが、 どーなんでしょうねぇ。
そんなところに一抹の不安を感じつつも、 「PHSを愛している」という上層部の発言は1ユーザーとして、 好感が持てます。 ケータイや無線LANが普及・高速化していき、 同時にソフトバンクやイーアクセスのような企業がケータイに 新規参入してくる昨今、 PHSというシステムの存在意義は薄れていく一方だと思います。 もちろん、PHSにはPHSなりの利点もあり、 新しい技術基盤の研究もされているようですが、 周囲が変化・進歩していくなか、独自の立ち位置を維持するのには なにより相当な精神的なパワーが必要とされるのではないでしょうか。 それがなければ、DoCoMoPHSやアステルのようになっていくわけで、 今回の発言はなによりユーザーに安心感を与えたのではないでしょうか。 (例えば、現状でも医療機関や工場での構内PHSという形では強みを発揮していますが、 これにしても3G携帯で主に使用している1.5Gや2G帯の電波では 医療機器への影響はかなり少ない(ペースメーカーで影響範囲が1cmらしい)他、 無線LANを利用したIP電話等も登場しています)
もっとも、裏を返せば「意地」を強調せねばならないほど追い詰められた状況ともいえますが。
まあ、バックボーンのIP化による独自網化やアンテナ数が増えた新基地局等、 基礎部分の改善プランが示されてることで、 言葉や意識だけではなく行動も示されているのでそこは楽しみな部分です。 あとは研究はされているらしい無線部分の新方式と、 実際にユーザーが手にする端末やサービスにどんなのが出てくるかですよねぇ。
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