デジ一眼のボケ量
APS-Cサイズセンサのデジタル一眼は35mmのフィルムやフルサイズセンサ機よりボケにくい ・・・とは言いますが、はたして具体的にいかほどのものなのか気になったので調べてみました。
- 撮像面でのボケの直径は焦点距離の2乗に比例。
- 同一対角線画角を実現するための焦点距離はセンサの対角線距離に比例する
- 撮像面でのボケの直径は絞り値(F値)の逆数に比例。
- 対角線画角に対するボケの割合はボケの直径とセンサの対角線距離に比例。
具体的な値を計算するとうちのKissデジNで35mmフィルム一眼での50mmF2.8と同等のボケ量を同等の画角の焦点距離31mmで確保するのに必要な絞り値はF1.8でだいたい+1 1/3段。フォーサーズ機での25mmレンズだとF1.4で2段絞りを開けなきゃいけない計算。
そんなわけでボケ命!な人には35mmフルサイズセンサなわけですが、 来年あたり各社からでるんじゃないかみたいな予想もありますねぇ。 ただまあ、ボディー内手ブレ補正搭載の場合、 イメージサークルに余裕がないとフルサイズは無理なわけで、 古いレンズでも大丈夫なように若干センササイズを落としてくるのか、 イメージサークルに余裕のある新レンズでのみ手ブレ補正有効とわりきっちゃうのか (多少レンズがでかくなろうとレンズ内手ブレ補正のレンズより小さくて軽ければ意義ありますよね)、興味はあります。
逆を言えば、すでにフルサイズ機とレンズ内手ブレ補正を持つキャノンはボディー内手ブレ補正はよほどの事がない限りないだろうなぁ。よく考えるとAFモーターもキャノンは最初からレンズ側でしたよねぇ。
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