望遠ズーム

デジタル移行(というかEFマウント移行)後以来の課題となっているのが望遠ズーム。 これまでの経緯は

  • FDマウントのTokina AT-X828 80-200mmF2.8+x2テレコン+FD-EOSマウントコンバータ(x1.4テレコン相当)でなんとかなるんじゃない。
    →マウントコンバータが予想以上にフレアひどくて非常用にしかならず・・・。
  • やっぱり70-200mmF2.8を買うぜ
    →中古でも高いなぁ・・・
  • とりあえず必要に迫られたのでSIGMA 55-200mmF4-5.6DCを購入。 →小さくて軽くてよく写って便利。ただ、飛行機やら鉄撮影だとやはりテレ端足りない場面が。
     あと、やっぱり換算300mmともなると手ブレ補正が欲しい。

そんなわけで手ブレ補正付400mm(換算600mm)というあたりで中古を探す事に。 候補はこんな感じ。

Canon EF70-200mmF2.8L IS USM+x2テレコン(1470g+ 265g 197mm+57.9mm)
鉄なら欲しい70-200mmF2.8ということで大本命。だけども中古も高い。
Canon EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM(1380g 189mm)
70-200mm程じゃないけど中古は高め。ISは初期型なので約2段分と効果低目。
SIGMA 80-400mmF4.5-5.6 EX DG OS(1750g 192mm)
17-70mmと組み合わせたときに間埋める望遠いらないかも?と感じさせる焦点範囲が魅力だが、AF速さとOSの新しさの点では次の120-400mmかなぁ。中古相場大差ないし。
SIGMA 120-400mmF4.5-5.6 DG OS HSM(1640g 203mm)
新品でもEF100-400mmの中古より安いくらいのお値段が魅力だけどもEF100-400mmと比べた時の重さが・・・
SIGMA 150-500mmF5-6.3 DG OS HSM(1780g 252mm)
120-400mmとお値段大差なし・・・・で+100mm。ただし、手持ちのカメラバッグには入らない。

ただまあ、中古で探すとなるとタマが出ないとどうにもならないので、 いい出物待ちだったわけですが、今日ついに購入・・・そのブツとは!

TCON-17は純正フードより長い

Canon EF-S55-250mmF4-5.6 IS + ステップダウンリング + Olympus TCON-17です。あれ?

TCON-17は、高倍率ズーム付一体デジカメ用に販売されてるx1.7倍のフロントテレコン。 しかし、ルーツはフィルムのレンズ一体一眼のL-10用のテレコンB-300ということで、 フロントテレコンの中でも画質では定評のあるテレコンのようです。
そして55-250mmはダブルズームキットでおなじみのAPS-Cデジカメ専用望遠ズーム。 これも安い割には画質はいいらしいし、ISとしては最新世代で4段分の効果を謳っています。
55-250mmのフィルタ径が58mm、対してTCON-17は55mmですのでステップダウンリング装着。 55-250mmとステップダウンリングの相性がいまいちだったので58mmの間にフィルター1枚かましてます。

焦点距離は250mm×1.7=425mm。F値はテレ端開放で0.5段程の低下(425mmを前玉口径で割るとF6くらいの計算なのでまあ正しいかと)。AFは遅いながらも使えます(モーターにかなり負担かかってそう(汗))。 前述の通りテレ端では前玉口径足りてないので周辺部はそれなりに落ち込みますし、 100mm(合成170mm)あたりよりワイド側ではケラケが出る模様。 まあ、170-425mmF4-6.3くらいのつもりでいいのかな。

そんなイレギュラーな組み合わせで、画質も当然落ちるわけですが、 両者の重量を足しても390g+260g=650gとEF100-400mmの半分(70-300mmのIS並み)、 KissDNボディー足しても1135gですからまだ軽いというのは、 それだけで存在意義はあるのではなかろうかと。
画質面やAF速度面で将来的に70-200mmF2.8等を増やす可能性はありますが、 その時でもカメラバッグを持ち運びたくない時やノートPCも持ち歩きたい時にはこっちの構成を選ぶかと。

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