THE OUTLINE 見えていない輪郭展
早くも就職して10年経つわけですが、この10年で自分の中ですっかり目減りしてしまったもの
・・・は、体力を初めとしてまあたくさんありますが、
そのうちの一つがデザインに対する能力・興味であろうと。
目指すものも環境も変わって、デザインを語り合う相手もいないわけですから、
当然と言えば当然なんですが、ただ目減りさせるだけでもつまらないなぁ・・・・というわけで、
プロダクトデザイナー深澤直人さんと写真家藤井保さんの表題の作品展に行ってきました。
深澤直人さんについては、auの携帯電話、INFOBAR・INFOBAR2をデザインした人といえばわかる人も多いのではないでしょうか。
うん、おもしろかった。 ただ、かっこいいというだけではなく、それには意味がある。 その「意味」(コンセプトとも言う)こそデザインの肝なんだけど、 やはり第一線の人はそこがきちんとしている。 そしてそのデザインを平面に切り取る説明ではない写真。
その後近くのデザイン雑貨店行くと展示されてた製品が置いてあったりしてちょっと欲しくなるんだけども、 ひとつにはお値段ともうひとつにそれを置く空間(自分の部屋)がなってないという理由で買うまでにはいかず。深澤さんも書いてたけどモノだけの事を考えてデザインしてもダメで周りの空間を考えなきゃいけないけど、モノに溢れている昨今ではその隙間は非常に狭い・・・。 でもやっぱりモノだけの事を考えてデザインしてては独りよがりになってしまうのよ。
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