2010年下半期ニコマス20選

今回も帰省中の暇な時間を利用してなんとか20選参加です。 レギュレーションはこちら。

2010年7月1日~2010年12月31日の間に投稿されたニコマス新作 1人のPにつき1本ずつ 20本以内をブログやマイリストで公開して参加エントリー ※分かる範囲でP名を表記していただけると助かります
「2010年下半期ニコマス20選レギュレーション」(ぎょPのblog)

マイリスト版(コメントなし)

そんなわけで以下にコメント付きで20選+サムネ1選紹介していこうと思います。紹介は投稿日順です。


01.under79さん
必ずしもトリッキーとはいえないカメラワークの映像なのに見る人を惹きこんでいく凄さ。 個人的にはアイドルを思いっきりオフセットした構図の使い方の上手さに特に惹かれます。
02.赤ペンP
赤ペンPは一瞬「Are you gonna be・・・」を選ぶ人多いんだろうなとも思ったけど、 あの動画は前提条件がたぶん自分とは違うなと思った(詳細は長くなるので書かないよっ)のでこちらを。
この動画を選んだ理由はあずさ派ではなく原曲もよく知らない自分が歌詞も文字も追わずに、それぞれのシーンの意味すら考えずにぼんやり見ても、 あずさという女性の「人生」という「空気」を感じてしまったから。
ストーリー系では必要とされがちな説明臭いシーンや、見る人への深い共通認識の要求なしにも 「人生」という物を伝えてしまったってのは凄いんじゃないかなぁと。 こんなの見せられちゃうと説明とテキストをつけただけの改変ノーマルPVで 「im@sストーリー系PV」のタグをつけてもらっちゃってる自分は恐縮するしかないわけです。
03.機能美P
もうね、機能美P大好きです。 CM、仕込みからオチまできちんとしたギャグ、おしゃれさ、楽しさ。ハイセンスでこれらを満たした動画。
04.蟹江さん
ずしんとお腹に響く音圧を映像で表現した動画。研ぎ澄まされる感覚。
05.ジェットP
ジェットPというくくりにしろ、手描きというくくりにしろ、他に完成度の高いものはいくらでもある。 でも一番惹きこまれちゃったんだもん。仕方ないやん。
06.被虐P
千早の変化、特に千早の家族関係という重く難しいテーマを春香と絡めつつ見事に等身大の距離感で描ききった作品。 もうね、その見事さに嫉妬すら覚えますよ。
07.くろまるP
この動画、実は仮組みの段階で見せてもらってて、その時にすでにティン!と来て、 「いいから作れ。とにかく作れ」的にプッシュした記憶が。
アイマスの「Dance」の楽しさをシンプルに凝縮した動画と言えると思います。
08.房総ビューエクスプレスP
一言で言うと「The 俺得」。この曲(LOVE特急こまち)大好きでw。 それを竜宮小町とジュピターという出たばかりのネタを有効活用した組み合わせでやってくれた作品。
09.スコーンP
とにかく春香がかわいい春香が楽しい。アイドル天海春香がここにいる。
10.ハリアーP
ハリアーPは本当にどれ入れていいのか困る人は多いかとw。
今回菜緒の話もあったし、自分もどれいれていいのか悩みましたがこれで。 前半部の日常を拾い上げたギャグ部分が、 ラストの響と貴音の間にあるものを見事に描いたしっとり部分にしっかり続くあたりが、 やはりさすがだなぁと。
11.FRISKP
どれ入れていいのか困る人その2。
でも今回この動画にしたのは、「Catch my breath」等のPVで見られた「かっこよさ」と、 「PROduce NOW」や「きもちのいいはるかさん」等の1分未満の動画によく見られた「おしゃれさ」が、 1つの動画に融合したFRISKPのある種の集大成っぽさを感じたから。
そういえば最近FRISKPは「繰り返し」をキーワードに語られる事が多い気がしますが、 自分にとってはそれにもまして「止め」が印象的な人だったりもします。
12.tahiriP
所謂写真趣味枠。このシリーズの前作を上半期20選に入れそこねたこともあり、下半期版としてこちらを。 静止画にしろ動画にしろ背景に写真を用いること自体は珍しくありません。 そしてこの動画自体は合成を前提とした写真を使っているわけでも(おそらく)なく、 特別はっと驚く程の加工技術を使っているわけでも、動画として特別なストーリーを持っているわけでもありません。 でも……いやだからこそ、何かわからないけど目を引いたと言えるかもしれません。
それは、この動画の不自然と自然の中間の絶妙なバランス、そしてその中で春香と写真両方を魅せられている点なんじゃないかなと。 (あと純粋に写真の腕もw)
13.木っ端っP
今までも木っ端っPを初めとして凄い実写合成のPVはあったのだけども、どうしても自分の中で「凄さ」が先行してしまっていました。 この動画もそれだけの「凄さ」を持っているのは間違いない。 でもね。このPVでジャージ姿でレッスンする春香を見た瞬間、実写合成という技術が自分の中で地に足が着いた感じがしたのです。 あのシーンだけで20選に入れたといっても過言じゃない。
14.ローディP
ヘビメタは普段聴かないジャンルだけどそれでも「かっけー!!」。 クロップとモノクロといった引き算の使い方がすごくかっこいい動画。
15.エムツーP
クッキリした衣装・フォントにねむ目の色調という所に個人的にティン!と来た作品。 作者コメどおりのシンプルでかわいく。
16.1キャメ担当P
エスコンでの編隊飛行がついに操縦技術の枠を超えて画になったぜ!という実感を持たせてくれた作品。 編隊飛行技術、カメラ機技術、映像編集、ダンスシンクロ、全てを駆使してダイナミックに魅せてくれます。
17.ねおごはんP
ここまで読んでくれた人にはたぶん入れた理由は説明不要。 シンプルながらもきちんとシンプルに盛り上げていくところがすごい。
18.surumeDさん
このフェチっぽい視点がたまらない。いつかチャレンジしたいテーマ。
19.くるるP
タイトル通りのくるるPのVRFセットリストの先頭の動画。 本来後ろの動画のための「タメ」である動画で、実際その役割においてもすごい動画なのだけども、 単品として見てもすごく惹きこまれる作品。
20.KushioakP
自分がノベマスでやろうとしてきたあるいはやろうとしている事を きちんと「動画」として、「会話」として、表現するときっとこうなるのだろうなと。
つまり、たぶん自分が目指さなきゃいけない方向はここなんじゃないか……という気がするのです。
サムネ一選.組合長P、しゃもP、emanonP、凸9P、プレミアムP
サムネ一選だけど、実は20選側の候補でもあったほど中身も本当に楽しい。

今回も苦労しつつの20選でしたが、候補を絞る上においての基準は主に「『凄い』『上手い』より先に『ティン!』ときた作品」。 コメントではもっともらしく理由を技術面含めて書いていますが、実際にはそれより先に心をいかに掴まれたかを基準に選んでみました。
結果としてすごく自分の好みが強く出た、そして今後の自分の作品にも影響を与えそうなセレクトになったかなとは思うのですが、 果たしてこの記事を見てくださった皆さんの「なかなP」像とは一致したでしょうか?

コメント

ここにコメントするのは随分久しぶりですね(笑)赤ペンです。
20選の選出御礼ツアー中でございます。

まーねー。年末のアレはねー。
作り手の心境が複雑だから、そういう事もあるでしょう。
詳細はいずれ直接聞くことにしますかね(笑)。

もっとも、こっちはこっちで体調不良の真っ只中で作った分
抑制が効かずにエラい話になってしまったわけですが(笑)。
赤ペンはただでさえ動画を作ると「乗ってしまう」体質なので
ここまでやってしまうと「存在」としての是非はさて置き
「作品」としてはどうなのよ、みたいな。

なので説明やテキストも必要なシーンはいくらでもあるわけです。
「説明してるのに説明臭くない」のもすごい事だと思いますし。

そんなわけで、今年もゆるゆるとやっていきますんで
どうぞよろしくお願い致します。

赤ペン

>赤ペンさん

コメントありがとうございます。
確かにここではずいぶんお久しぶりです。

いやまあ、アレに関しては決してダメと言ってるわけではなく、自分の今回の20選的には……って話で、実はだらだらと長くなるだけでそんな大した話でもないんですが(汗。でもいつかそういう機会があるといいですねぇ。

選んだ方ですけど、言われて見れば上手いけど不器用的な物も感じたりもしますけどそこも含めて、自分的には「赤ペンPとあずささんだからこそ出来るもの」、そういう意味で「作品」だと思います。

あんまり気の利いたコメントも書けない自分ですが、
改めてよろしくお願いいたします。

なかな(Koshishin)

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