Sennheiser IE 100 PRO と 碧Light ぐんまちゃんバージョン

普段使いのイヤホンに碧Light 2019Editionを使用していたのですが、どうやら先日なくしてしまった様子。
また以前から荷物の関係上通勤用とオフ用と家用を分けようと思っていたので、これを機にそちらも検討。 というわけで購入記とレビューでございます。


前述の通りイヤホンは碧Lightをメインに使っていたのですが、家ではヘッドホンのTAGO STUDIO T3-01をメインに使っています。
で、そのTAGO STUDIOはT3-02というイヤホンも出しているので一度そいつを聴いてみるかと試聴したのですが、 なにこれ、めっちゃしっくりくる。 T3-01とT3-02は音作りの方向性は若干違うというのはどこかの記事で見ていましたが、 それでもやっぱりT3-01聞いている耳には他のイヤホンの音よりしっくりくる。

とはいえこの値段まで出せるなら、選択肢は色々あるでしょとfinalのA4000・A5000や水月雨のKATO等も聴きましたが、 T3-02聴いたあとだとそこまではしっくりこない。
うーんこれは……と思っていたら1つしっくりくるのが見つかりました。それはゼンハイザーのIE 100 PRO。

T3-01がモニターヘッドホンなんだから、同系統探した時にモニター系のイヤホンの方がしっくりくるというのはそりゃ道理です。
標準のイヤーピースは自分にはMだとややサイズが小さく音が抜ける感じがするが、Lは大きいという状態だったので余っていたAET07を装着。 T3-02程の空間の広さはなかった気がしますが、解像感の良さと程よい低音のアタック感。
思えばT3-01の前に使っていたヘッドホンはゼンハイザーのHD429でした。

しかし、IE 100 PRO、T3-02よりかはだいぶお手頃になったとはいえ電車の中で聴く通勤用に使うにはもったいない。というか碧Lightで十分満足していたわけですし。
それに休日とかにイヤホン使った時に通勤カバンに戻すのを忘れてたなんて事がよくあるので、通勤用にはもう少し安い価格帯で別のイヤホンを探す事にします。

で、こちらも色々試聴しましたが、やっぱり碧Lightが好みなんですよね。
同じ碧LightのバリエーションのUnique Bassも聴きましたが、2019Editionのほうが好み。

とはいえ、また同じのか(実は無くした碧Lightは2代目)……と思った所に見つけたのが、中古の碧Light ぐんまちゃんバージョン。
ぐんまちゃんに特別思い入れがあるわけでもありませんが、見た目だけではなくドライバーユニットが碧Lightとは違うものになっているのです。
マイク付きでヘッドセットの予備にもなるので助かるのと中古でお値段も新品の碧Lightよりお安いので、試聴はしてないがこれ買ってみるかと。

で、買ってから聴いてみました。
前述の通りノーマルの碧Lightが手元にないので厳密に比較出来てはないのですが、碧Lightより派手というかきらっきらに響きます。 全体的なバランスとしては若干低域よりでしょうか。
ただスマホに繋ぐ分にはいいのですが、家でヘッドホンアンプに繋ぐと自分の耳には派手すぎて音が多くなってきた時にごちゃつく気もします。
そういう意味では2019Editionの方が好みではあったかなーとも思いますが、 通勤用だと電車の中でスマホに繋ぐのがメインなのでこれくらいの方がいいのかもしれません。

しかし、面白いのが 録音のあまりよろしくないミリオンライブ!の曲がこれで聴くとキレイに聴こえる んですよ。なるほどレビューで見かける「音楽が楽しく聴こえるチューニング」のうちのひとつはこういうことかと。
そもそも「お風呂で歌うと上手く聴こえる」なんていう人間の耳なわけなので、ノイズ減らして忠実再生すれば正解というわけじゃない所が沼の沼たる所以ではないでしょうか。

しかし、今回は買いませんでしたが、T3-02は家で聴くイヤホンとしてはやっぱゴールだなあとも認識した次第。
夏が近づくとヘッドホンがしんどい季節になってくるので、その時に考えるとしましょう。

コメント

コメントを書く