前から行こう行こうと思っていた「20世紀のポスター[タイポグラフィー]展」に行ってまいりました。
タイトル通り、ポスターにおけるタイポグラフィを時代別に見ることの出来る展示会です。
非常に興味深い内容でしたが、
「ポスター」としての機能性をも考慮して見ようとすると日本語以外はさっぱりな自分には判断しづらいものがあって、
自分の学の無さがちょい悲しく。さらに言うと広告しようしている対象、貼られる場所といったところも考慮に入れる必要が。
仕方ないのではありますが、額に入れられちゃったポスターってのはある意味死んでるよねと。
いや、展覧会の本題の「タイポグラフィー」として見るだけなら問題ないというか、
非常に興味深い展覧会でした。
個人的にはニコンSPのポスターに一番驚いたかなぁ。
全体的に質実剛健なイメージがありつつも、
その後のF3でジウジアーロを採用したようなデザインに対する感覚はこの頃からあったんだなぁと。
そしてついでにもうひとつ川島小鳥写真展「BABY BABY」。
ニュースサイトで紹介されているのを見てティン☆と来たので行ってきました。
よかったぁ。この距離感・空気感は大好物w。
また不思議だったのは、写真展では考えて撮られたであろう作られた写真の中に時々交じっていた、
スナップ的・記念撮影的な写真がそれに負けない力を持っていたこと。
写真は……撮る相手がいないから無理にしても、絵とか動画とかで見習っていきたい空気感でした。
どちらもまだしばらく開催されているので興味が湧いたらぜひどうぞ。