「さんふらわあ」の「さんふらわあ」らしさ

食事の後は船内を散歩。引退直前の老朽船だけあってペンキの厚塗りやサビ、船内もセンスが古い上にくたびれていて古さを感じる。しかし、昔は豪華フェリーの代名詞的存在だっただけあって、いろいろと今のフェリーとは違う点が多い。まず、写真を見ても気づくのが、船形のスマートさ。総トン数12130t、全長185m、全幅24mと「長く細い」上に船首が細くブリッジが後退しているのが原因みたい。しかし、「さんふらわあ」に代わる「さんふらわあ あいぼり」は9000tなのがちょっとさみしいねぇ。

そして、設備・配置も独特。なにせわりと広いラウンジが2ヶ所にスターライトプラザという謎のホールがあり、レストランが吹きぬけ、極めつけはプール。もっとも、プールやスターライトプラザは当然使われていないけど。スターライトプラザは小学生の時乗った時にも急造2等船室になってた記憶がある。

そして配置はエンジンから離れた前部客室の窓側に1等以上の客室を配置、後部窓側にはグリーン寝台やレストランなどのパブリック。そして残る窓のない区画に2等系の客室を配置しています。他に4F後ろや2F前になぜか離れの2等船室があり、結果、2等和室船室も4ヶ所に分散しています。あと、船内にエレベーターがあり、風呂が乗用車甲板の下にあるところもポイント。しかし、ほんと迷子になりそー。

売店でさんふらわあのキーホルダーを買う。他にもお菓子やプラモデルなどのさんふらわあグッズが売ってたりする。さすが。それから寝たが、真夜中の3時頃に目がさめてしまう。そこでジュースでもと自販機に行くとなんと150円。110円より高いのはまだ許すがせめて130円くらいまでに・・・。あと、麺類の自販機がカップヌードルではなくラ王である。湯きりしなきゃいけないのでめんどくさい。

そして、おどろいたのは消灯中なのにゲームコーナーが開いている事。おまけにフェリーのものにしてはやたらと広い。リッジレーサー2の筐体が3台ならんでいるというだけでわかる人にはわかるだろう。そして、入っているゲームもわりと新しいのが入っている。バーチャ3に鉄拳3とかセイバーとか。なにせ、名門大洋フェリーなんて、ゼビウスがあったもんねー。ただし、2台以上使った対戦台はリッジ2だけ。

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