客車普通列車

13:56の久大本線の久留米行きはDE10が12系客車3両を牽く客車列車である。なにせ、昔は全国にたくさんあった客車の普通列車も今では筑豊本線のDD51+50系とここのDE10+12系しかないのである。さて、この12系、最後尾のスハフのみグリーン車シートに交換されている。前2両のオハに乗って客車普通列車らしさを満喫するか、電源エンジン付きのスハフに乗り、快適なシートに座っていくか、迷うところだが、はっきりいって疲れていたのでスハフに乗る事にする。

重量の重いスハフのせいか、空気ばねのせいか、50系のような軽く固い乗り心地ではなくて、落ち着いた乗り心地である。そして、幸か不幸か冷房がうるさくて電源エンジンの音は気にならない。そして、風景も筑豊本線よりよい。編成の長さとかからいえば、筑豊本線に軍配があがるが、ロケーションからいえば圧倒的にこちらの方が上だ。今日は天気もよく由布岳もよく見える。ちなみにうまい機関士のようで発車時のショックがほとんどないのはいいのだけど、ちょっと客車らしくなくて気持ちは複雑。しかし、どーものどが乾いてきた。おなかも空いてきた。しかし、なんも買ってきてない・・・そこで、豊後森着。なんとここで40分以上も停車するらしい。うおー、ラッキー!!と思いきや構内には自販機一つない。外には売店もあるのだが、今持っている切符は1770円区間。これがなにを表わすかというと・・・ 途中下車できない 夜明までのなら自動券売機でも売っていたし、営業キロが100km超えるので途中下車できたし、後で精算しても2070+1080=3150で大分-新飯塚を通しで買うのと変わらなかったのに。いや、そうでなくてもさっさと車掌さんに言って、切符を新飯塚までにしておくんだった。というわけで結局、40分近くを駅構内ですごすはめに。そして日田で17:21発の小倉行きに乗換。

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