しょっぱなから
寮を5時過ぎに出たのだが、荷物を送ったり、バスの時間が記憶違いだったとかで、予定の5時54分博多行きは駅舎に入った時にちょうと発車。 急いで代替案作成。まずは逆方向6時20分の門司港行きに乗る事に。 門司港行きはキハ47×2+キハ66・67の4連。当然、キハ67に乗る。ここらへんもすっかり架線柱が立ってしまった。このまま乗ってもいいのだが、駅舎への通路の朝顔がきれいな直方で下車。1本後になる直方始発の門司港行きで小倉へ。こいつはDD51+50系の客車列車なのだ。 パンとジュースを買って1番ホームに向かうと、8時10分発の柳ヶ浦行きが停車中。車両は415系更新車でロングシートだ。どっちみち8時25分の宇佐行きに乗る事になるのだが、このまま小倉で時間つぶすのもなんなので、乗っちゃう事に。
広がるたんぼの緑が美しい。途中の小駅で乗り換えちゃおうと思いつつも結局終点柳ヶ浦へ。特に駅前にはなにもなさそうな様子。ここのホームにもプランターにいろんな花が植えてあっていっせいに咲いている。きれいなんで、側線に停まっている475系をバックに写真を撮ろうとカメラを構えてると後ろを通った駅員さん、 そんなボロい電車とらんでももっといいのとればいいのに」 こちらはハハハ・・・と苦笑。
大分まで乗る列車はちょうど柳ヶ浦始発なのだが、次にやってきた宇佐行きに乗車。終点宇佐まで乗る。宇佐神宮への玄関口で特急も停まる駅だが、わりと小さな駅舎で、駅前もそんなにたいした物もない。ちょっと早めにホームに戻り、ぼーっと風景を眺める。 山・田んぼ、田んぼの間の細い道を走るカブのおじさん。そんな田舎の風景に典型的な夏を感じる。
上りの〔にちりん〕は6分くらい遅れていたが、大分行きの普通はほぼ定刻に出発。柳ヶ浦で写真を撮った475系だ。中山香を過ぎたあたりの川が風情があって、ちょっぴりいい感じ。しかし、見る景色見る景色、夏って感じである。
杵築では特急待ちで5分停車。向かいのホームの上り〔にちりん〕が出発したと思ったら数mも動かないうちにキーッと停車。ドアに挟んだのか、乗り遅れそうになった人を待ったのか。こっちの普通列車はちょっぴり遅れぎみの下り〔ソニック〕の通過を待って発車。ちょっぴり単線区間があって、切り通しを草をかすめそうになりながら走る。控え目な近郊化改造がされているとはいえ急行型電車で単線区間をひた走る。非電化区間沿線で生活しているとむしろこうしたシチュエーションに旅を感じたりもする。再び複線区間に戻り左手に海と別府の街が見えてくる。別府観光港のさんふらわあ2隻が見えると別府という感じがする。そして別府を過ぎてしばらくすると大分に到着。
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