SLより子供達

とりあえず、宮地の売店には駅弁がなかったので、近くのコンビニに昼御飯を買いに行く。その前後、そこらへんを散歩していると客乗せたタクシーにやまなみハイウェイへの道を聞かれる。えっ、と思ってナンバーを見ると宮崎ナンバーだった。しかし、さすがは阿蘇でツーリングライダーの多い事。ちと、うらやましい。 さて、これから乗るのはSLあそBOY。指定券は今日の朝、新飯塚駅でゲット済。春に乗った〔やまぐち〕号のC57は結構大きく感じたものだが、8620はそれほど大きくは感じない。お客は少なく、落ち着いた雰囲気の出発前である。宮地を出発した時はがらがらとも言える状態だったが、いこいの村で大量乗車、その後も乗ってきて最終的には満員に近い状態に。さすがは夏休み中の日曜といったところ。子供連れのお客も多く、子供は通路をあっちこっちと走りまわっている。

ボックスの相席は若いカップルとおぼしき二人。男の人の方はあきらかに「てっちゃん」のようで、大型時刻表を持ち、終始にこにこ顔で車内や長時間停車の駅のホームをあっちこっちしている。対照的に女の人の方は体調が悪いのか、機嫌が悪そ-な顔をしていて言葉も少ない。こっちとしてはちと気まずく居心地が良くない。その後も結局この人の笑顔らしい笑顔は一度も見ずじまい。 SLとはいえ、走っていると煙を巻き散らしているのがわかる以外、これといってSLといった感じはしない。客車の窓も上段しか開かず、冷房を効かせた車内では開ける人もいない。やまぐち号のようにオープンデッキの方がその点はいいかもしれない。もっとも立野のスイッチバックを涼しく楽しめたのは、クロ-ズドのおかげだが。その立野のスイッチバック、そこそこ長い距離を先頭に係員も立てずにバックするのに驚く。 さて、すごいのは子供のはしゃぎよう。特にSLレディーとのやりとりは見てて楽しかった。私もスタンプを押すために並ぶ女の子の前に割り込んだ男の子につい 「こらこら女の子いじめちゃいかんとぉ(^^;;」 しかし、あとで気がついたが、言ってる事がおやじだ。(汗)

SLレディーは二人いたけど、ショ-トカットの先輩格らしき人が顔といい、子供達への応対といい好みだったなぁ(笑)

そうこうしているうちにあっと言う間に熊本に到着。

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