泣けるモノ

私にとって興味はあれど雑誌を見るほどでもないという飛行機ですが、本屋で表紙に書かれた特集のタイトルに惹かれて手にとっていました。それはANKのYS-11のラストフライトのレポートだったわけですが、特に大げさに語るでもなし、人が死ぬわけでもなし、たんたんと事実を並べていくレポートなのに、不思議と読んでて涙腺緩む緩む。泣きのつぼってのはあるもんですねぇ。まあ、実際YS-11はトライスターと並んで好きな機体です。1度だけですが、東京からオーシャン東九フェリーから乗り継いだJACの徳島-伊丹線で乗ったことがあります。

しかし、ふと思ったのは毎月チェックしている鉄雑誌ではこんなことがなかったこと。 のめりこんだゆえの情報過多によって冷めた見方をしてしまうという私自身の問題もあるとは思いますが、なんかそれ以外の要素も大きいような気がします。それが航空機と鉄道のシステムの差なのか、読者の求めているものが違うのか、それとも雑誌のライターの腕なのか、そこらへんは私にはわかりませんが。こんだけ鉄道雑誌が出てる中でそういうものを感じられないというのはなんかこの趣味世界って実は味気ない?

・・・なんてことを鳥の詩を聞きながら考えてたり。

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