あなたは私の人生の僚機だから

あなたは私の人生の僚機だから

AC6で春香機使うときには僚機は千早機、 千早機使うときには春香機にするのが自分の中のお約束です。 そんなはるちはへの思いを絵に・・・。

pixivの企画「ワシの百合m@sは108式まであるぞ」に参加するために描いた絵。 主催者のごまうPの濃い友情物もおkという寛容なレギュレーションに甘えて、 「どこが百合?」という絵で・・・本当にこれでいいのか心配になってきた・・・。 お題は「武装アイドル」「戦争」。

ちなみに今回の戦闘機、微妙にAC6のF-22A春香機・F-15E千早機とは変えています。 春香機の方は春香グラを「天使とダンスだぜ!」というのと千早機に合わせて、Da服に(AC6のはVo服)。 千早機の方はF-15SEもどき(コンフォーマルタンク形状とかインテーク形状とか変えてます)に。


「千早ちゃんごめんね。私のわがままにつきあわせちゃって…」
無線から聴こえる春香の申し訳なさそうな声に私は即座に返す。
「何水臭い事言っているの、春香。むしろ私に声をかけてくれたこと、感謝しているわ。」
F-22とF-15の異機種「デュオ」なんて普通はない。 F-22はF-22とリンクする事によって最大の能力を発揮する機体。 それ故にF-15を乗機としてきた私と春香が一緒に飛ぶ事は今までなかった。 しかし、今回の作戦の僚機に春香は私を指名してくれた。 この大事な場面に頼りにしてくれた事、そしてついに春香と一緒に大空を翔べる… それが私にとってはうれしくてたまらないのだ。
「いや感謝だなんて・・・私なんか、かえって千早ちゃんの足ひっぱりそうで・・・」
若干照れが混じっているとはいえ相変わらず弱気な春香の声に、 まったく春香は時々自分の凄さに気がついていない…と思ったが言葉にするのはやめる。
技量の問題じゃない、私の言いたいのはもっとシンプルな事…
「確かに春香は私の正規の僚機ではないわ。でも…春香は私の人生の僚機だから。」
言ってしまった後の一瞬空いた間に、もう少し上手い言い方をすればよかったと後悔したが、 言い直す前に春香から返事が返ってきた。
「うん、千早ちゃん。すっごく頼りにしてるからね!」
果たして自分の言ったことが伝わったのか不安になったが、 とりあえず今はこれでいいと思い直す。それは、これからのミッションできっと体感できること。
「行くわよ、春香。」
「うん。千早ちゃんとダンスだね!」

別バージョン

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