Missing-link
千早の電話、思った以上に評価頂いているようで、ありがたい限り。 少し前の話になりますが、処女作のミキのひとりごとも1000再生突破で見てくださった方にはお礼申し上げます。
そんな機会に改めて、アップしてしばらく立った今現在の落ち着いた心境で、 千早の電話について語りたいと思います。長文注意だよー。 そして、見てない人はもちろん、見てくださった方も作品を純粋に楽しみたい方は 見ない方がいいかもな感じのネタバレ注意。
アイマスというゲームは、どちらかと言えば設定が緻密でないゲームです。
一言で言うと無印のシステムの関係上……なのでしょうが、
CD内のドラマ・SP・DSと言った大きな枠どころか、
コミュ1つ1つですら「パラレル」として独立しているとも言える状態です。
結果として、組み合わせ方すら自由なミッシングリンクが多数存在します。
それに対して、自分なりの解釈をしてみたのがいままでの2つの動画なわけです。
しかし、今回の春香と千早に限って見ても、それらに触れたものはニコマスにも当然数多くありますし、
その中には「やられたなぁ」と思ったものもあったわけです。
まあ、今回はそんな動画を紹介しつつ、語っていこうかなと。
実は以前紹介しようと思ったんです・・・が、 これを紹介してしまうと作りたいものに関して語ってしまう事になるため、紹介できなかったという。 千早の電話を上げたことでようやく紹介出来るようになりましたw。
こんなデビューしたてのド底辺Pが言うことでもないのですが、この動画にはやられたと思いました。
「ED後、それぞれの道を成長していくはるちは」を見事なまでに表現してるわけですから。この人にやられちゃったら勝てないじゃんw
言い方は悪いですが、春香も千早もたかだか15・6。
数曲売れてSランクアイドルになって、ゲーム的にはEDを迎えたところで、
それは到達点ではなく通過点にしか過ぎないと思うのです。
若い彼女たちはもっと成長するし、可能性もある。
「EDで終りじゃない。」
それを自分の動画より明確にかつ素晴らしく表現しているのがこの動画だと思います。
ただ、幸いにして自分のやりたかった事を全部やられたわけじゃなかった・・・もっとも、 そのうち1つはまた別の人にやられてたりするわけですが。
ストレートP
これは以前にも紹介したことがありますストレートPの短編。
その時書きましたが、自分のはるちはのスタンスは「認め合う関係」なんです。
それを別々に活動している春香と千早で表現したという点でこれもまた「やられた」動画。
昔、私が春香を好きな理由の一つに「千早と親友であること」と書いたことがあります。 しかし、自分と歌以外の物を拒絶すらしてきた千早が何故春香を親友と認めるようになったのかという点は、結構疑問だったわけです。
もちろん、春香とデュオを組んで1年活動したという理由はわかりやすいし、
それはそれで納得も行くのです。
ただ、歌の方向性として正反対とすら言える千早と春香は、
それぞれ別の道を進ませたほうが自然じゃないか?
なにより、あの頃の千早なら春香とのデュオは間違いなくいい顔をしないだろう。
そして、なによりデュオを組むという「限定的行為」がなくても、
春香と千早は親友でなければならないという個人的希望。
じゃあ、デュオを組まない千早が何故春香を認めるのかと言ったら、 きっかけはやっぱり歌しかないと思うんですよね。 ただ、そこをきっかけに全てを認めあう親友になったとしても、 きっかけたる歌に関しては、たぶん千早はなかなか全てを認めきれない。 なぜなら、歌うことの楽しさから来る春香の歌の楽しさは、 千早自身が語るようにラストコンサートに到るまでに 少しずつ取り戻して行くものだから。
東洋人P
これに関してはやられた!じゃないんですが、 千早の電話の構成がだいたい完成したところで、マイリスを整理していて久しぶりに見直したら、 独り語り的なところや後出しタイトルとか構成が一緒じゃないかとw。 自分の意識してないところで影響受けてたんだろうなぁ・・・。 もっとも、ゲーム画面を効果的に使っているこの動画と比べれば 自分のテキストオンリー的な動画など、それこそ月とスッポンなわけですが。
EDに関して言えば、春香と千早が同じPの元でそれぞれSランクになった場合、
ゲームに準ずるならPは「春香ではなく千早を取る」事になります。
結果、耐えられなくなった春香が黒春香に・・・というのも一つのミッシングリンクだとは思うのですが、
素直に解釈するなら、この後春香に求められるのは「独り立ち」だと思うんです。
そしてこれは千早についても、そのために必要な過程こそ違え、同じことが言えると思うんです(千早ファンの方には怒られるかもしれませんが)。
だから、あの動画ではあの時点を「スタートライン」だと千早に言わせましたし、
得意の独り語り構成でやるための苦肉の策だったとはいえ、
Pとの間に「電話」という距離を置けたのも運よくハマったと思っています(完全自己満足ですけどw)。
さて、そんな千早の電話を上げた後のみなさんの感想を追って見ると、 意外と千早の話として見る人と春香の話として見る人がはっきり別れている所はおもしろい所。 どちらの視点で見ても成り立つ話が書けたのだとしたら、 それは思ったところがいくらか表現できたのかなと思います。
そんな感じで、自分なりのミッシングリンク埋めをしたのが今回の動画。 春香を出さなかったこと、Pの言葉を出さなかったことで、 あえて残したミッシングリングもありますが、 とりあえずそこは視聴者のみなさんにおまかせしようと思います。
さて、今までの話の流れとは関係ありませんが、ミッシングリンクついでにもう1つ。
普通の家庭に育った(と思われる)春香がアイドルになると決めた時、 果たして両親は・・・という前から疑問に思っていたミッシングリンクに 素晴らしい1つの答えを用意してくれたすっきりぽんP。
まあ、個人的にも春香のデビュー前のネタは2つ程いつかやってみたいとは思うのがあるんですが (1つはすでに動画以外ではやってるネタですけどねw)、 千早の電話で2年だからなぁ・・・出来るのかなぁ・・・。
とりあえず、次作はとりあえず作ってみただけの出落ち動画(ただし飽きm@ster化する可能性大)か、 タイトル落ちっぽいあれの動画化(カテゴリ的にはギャグ・・・なのか?)になると思います。
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