アケマスのセンターモニター
さて、前回自分のアイマスの原点を 「アケマスのセンターモニター内のランキングとその中で踊るアイドル」だったんじゃないかと書いたわけですが、 今回はこれをもう少し掘り下げてみたいなと。
でもあくまで自分の所感と妄想であるので実のある話じゃありません。
というよりかは本当に後の自分用のメモです。
というわけで続きは格納先に。
最初に、前回の話自体、ちと端折り過ぎたのでもう少し細かく書くとですね。
「巡回サイトの絵師がアイマス絵を描くので『ゲーセンにギャルゲー!?』と思ってたら、 行きつけのチャロンの横にアイマスが置いてあったので見てみたら、センターモニターが凄かった。」
じゃあ、何がどう凄いのか。
まず、電飾やスピーカーがいっぱい入ったセンターモニター筐体の凝り方。
チャロンでもターミナルというデータ更新用の筐体があったりもしましたが、
まったくプレイに関係ない機材でここまで凝ったものってなかなかありません。
で、その凝ったセンターモニターを使って何を映してるかというと、TV風にアレンジされたランキングと踊るアイドル達なわけです。 普通、外付けのモニターと言えば対戦中の画面を写したりするものですが、 アイマスのセンターモニターが映しだすのはオーディションでもレッスンでもましてやコミュでもない。 普通のギャルゲー的に考えればプレイヤーへのご褒美の位置づけで(クリアしていないプレイヤーには見せないからこそご褒美になる)アイドルのステージだったわけです。
ああ、これは普通の通信対戦ゲーともギャルゲーとも違うぞと。
いや、当時は実際にこうした具体的な言葉で感じたわけではありませんでしたが、新しさを感じたのは間違いない。
プレイヤー以外にアピールするために、開発側が一番プッシュしたい物を表示するであろうモニターが映すのは
アイドルのプロデュースやその戦いではなく、「TVに映るアイドル達」だったわけですから。
もしかすると、それは「センターモニター(TV)に映ることによって初めてアイドルになる。」とも言えるのかもしれません。
そして、それは自分が見てきたアイドル黄金期のアイドルとそのまま重なるわけです。
そんなわけで、自分にとっては「黄金期の歌って踊るアイドルがTVに映るというアイドルの世界を表現した」というのが、 アイマスにおける原点なんだなと。
また、その原点から出発した自分のアイマス感は、
その後のCDの発売。
たしかどこかにあった「プロデューサー」というのは後から出てきた設定だという話(もともとはマネージャーだったらしい)。
唯一EDでプロデューサーと一緒になれなかった春香がアイマスにおける中心的役割を担ってきたこと。
その後のL4Uはもちろん、SPやプロデューサーが出てこなかったDSですら出演シーンが搭載されたこと。
DSでのセンターが愛で、しかもその持ち歌にALIVEを持ってきたこと。
……etc.によって維持されて現在に至ります。
そして先日書いたとおり、自分はアイドルマスター2もこの軸を大きな軸として(もちろん他の要素もありますが)、 評価する事になると思います。
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そして余談
余談その1:この軸で考えると現在明確なのは、ステージで歌って踊るという所が維持されること。
そしてそのステージのグラフィックが(想像を超えて)すごくなった。
目指すところはレコ大的なもので頂点を取る事らしい。って事あたりでしょうか。
しかも、最終的にはそういう記号性も大事ですが「空気」が出せるかなので、やってみないとわからないのかなぁという気もしていたり。
余談その2:自分にとって、少なくとも現在嫌いなアイドルというのはいませんが、
その中でも春香・律子・千早というのはこの軸の上で好きなキャラで(律子と千早は単純に自分の好みって部分も大きいですが)、
アイドルではない小鳥もまたこの軸に近い部分で好きなキャラです。
そして、この軸から一番遠いキャラというのが菜緒です。
その点において菜緒というのは自分にとって好きなキャラであると同時に非常に扱いが難しいキャラでもあったりします。
これについてはそのうちきちんと整理しなきゃなあとは思っているのですが……。
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