菜緒アイマス2Vo衣装

菜緒アイマス2Vo衣装

絵の説明すっ飛ばして、いきなりですが、 なかなPといえば菜緒お姉ちゃん というのは、これはまあ否定出来ない事実でしょう。

実際、単純な好みの問題として、菜緒はなかなPの「長女スキー」の属性にぴたりとハマる。 家族構成・年齢ともに知的なお姉さんキャラで、さらにスーツが似合う美脚美人で大きすぎず小さすぎない胸。 この辺の「属性」的な点において、菜緒はなかなPにとってアイマス最強なわけです(笑)。 おまけに描かれてない部分は自分で勝手に好き放題補完できるという余地もある。

ただし、結果として菜緒はなかなPにとって俺の嫁かもしれないけど、 あくまでアイドルマスターのキャラの中で、なかなPにとって 一番は春香であって菜緒ではない。 春香がアイドルの世界を描いた「アイドルマスター」という世界を体現するキャラだと思える反面、 「芸能界の人間ではない」菜緒ではそれが不可能だから。 この間も書きましたが、菜緒は自分のアイマス観の原点から一番離れたキャラ。 それ故に菜緒をアイマスのキャラとしてプッシュしていく事には今でも迷いがあったりします。

じゃあ、それならなかなPは迷いつつも何故アイマスの世界を体現できない菜緒を推すのか。 今日は描いた絵にかこつけてそんな長話をしていこうかと。


1つには以前から書いていますが、「美希」という一人の人間を表現する上に置いては、 「美希の姉である」菜緒は無視できない存在だと思うという点。

実はなかなPにとって美希というのは非常に「異質」な存在でした。 SPであえて別の美希が語られたおかげで、 恋(P)の為なら世間おかいまいなく行動できるのが(SPも含めた)美希のひとつの軸というのは、 理解できたものの、やっぱりそれは覚醒後あるいはSPの話で、 美希全体としては、どこか腑に落ちない感じがあったのです。

ところがなかなPのその腑に落ちない感は、菜緒という存在を再認識することでびっくりするくらいすっきり解消してしまった。 ゆとりっぷりや甘えっぷり、「みきりつ」や「みきちは」に至るまで、 美希が「菜緒という姉を持つ妹」であるとする事で自分の中でアイドルになる前からの美希の人間性として、すべて一本筋が通ってしまった。

これを動画にしたのがいわゆる「ミキのひとりごと~菜緒お姉ちゃん~」。 まあ、美希派のPからしてみれば何まわりくどい事してるんだってなるのでしょうけどね(苦笑)。

そして2つ目は、芸能界の人間ではない菜緒の視点をあえて持ってくることで、 アイドルというのものをもっと浮き彫りに出来るんじゃないか。 アイドル本人ともPともファン代表Pとも違う第三者的視点。小鳥さんが芸能界としての姉ならこちらはリアル姉。 確かにアイマスの世界を体現は出来ないかもしれないけど表現なら出来るんじゃないか。 むしろ体現では表現出来ないものが表現できるんじゃないか。

「星井姉妹のrelations~live rehearsal~」の菜緒のセリフで語らせたかった事がこれ。

で、3つ目が「菜緒使えばこんな事が出来るんだぜ。もっと菜緒お姉ちゃん出そうぜ!」という呼びかけ(笑)。 自分だけが菜緒を使っても仕方ない。もっとみんな菜緒お姉ちゃん使っていこうぜという。
この「外側を掘り下げる事で内側を表現したい」ともいえる2つの理由とそれの呼びかけが、 なかなPが菜緒を推す上でおそらくメインとなる理由。

で、ここからはおまけ的な理由になるんですが、 4つ目は2つ目の派生で素人がアイドルになるという部分の表現。 ゲームの無印では「アイドル候補生」からのスタートなので本当の意味での素人ではない。 もちろんそこから過去に遡る事でそこを表現する方法もあるものの、 アイドル側ではなく素人側にウェイトを置き、かつ過去ではなくリアルタイムとしてやろうとした時に。 菜緒というのは近いところに居る一人なのかなと(あとはまなみさんかな)。

これもまた「星井姉妹のrelations~live rehearsal~」で条件付きながらやったことのひとつ。 そしてこの絵とかで「ステージ衣装を着せる」理由のひとつ。

もっとも、2つ目の為には菜緒はアイドルであってはいけないわけですし、 美希の手本としても先生になるという目標は大事にして欲しいと個人的感情として思うので、 星井姉妹のrelationsでは強引な理由をつけて動画にはしたものの、 あくまで余興というか、自分でやる分には可能性の提示に留めておきたい所。 他の人がやる分には全然いいですし、実際にノベマス方面ではそう動いていたり。

そして5つ目、ディレ1が例のインタビューで、さっき書いた外側からの視点という話にもからんだ話の中で 「菜緒お姉ちゃん」の名前を出してるんですよね。 そこでは、ニコマスがゲーム世界の外に世界観を拡張していったと語っていますしそれ自体は事実だとも思うんですが、 そこでなぜかニコマスではあまり活用されていない部類に入る菜緒の名前ですよ。 これって、むしろ挑戦状なんじゃねぇの? と(笑)。 いやまあ、考えすぎだとは思いますけどね。 また逆にディレ1が自分の動画見てたとかいうのもそれはそれで怖いw

で、うだうだ書いてきましたが、 2作上げて自分の表現したいことは一通り表現し、 自分は関係ないにしても超有名どころのハリアーPが菜緒を取り上げ、 菜緒グラの公開で数作ながらもすでにそれを作品で使っていただいているという ある意味「きっかけ」づくりにおいては役目を果たしたとも言える現在では、 最後はなんだかんだ言って「恩返し」なのかなと。

なかなPにとって、処女作と一番伸びている作品が菜緒がらみなわけです。 正直、菜緒が居なければニコマスPデビュー出来ていたかわからないし、 本来ならよほどの実力がなければ差別化が難しいニコマス界隈において、 なかなPは「菜緒」という個性をもらったわけですよ。 2で菜緒がどうなるかというのはまだわからない話ですが、 少なくともそれまでは、あるいは菜緒という存在がもっとニコマスでメジャーになるまでは 菜緒の名前を叫んでいく事が、菜緒に対するひとつの恩返しになるのかなと。

そんなわけで、動画という形になるかはわかりませんが、 なかなPは菜緒への愛をこれからも語っていこうと思います。

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