彼女の想い~Angel~

というわけで前作に続いての小鳥さん誕生祭動画。

プロローグである前作はノベマスでしたが、今回はPV。
純粋に前作の続きを期待された方には申し訳ないです。


しかし、これは「星井姉妹のrelations」や「魔法のマッチ」での導入ノベパートとPVパートがそれぞれ独立したイメージであると同時に、 菜緒さんや友美さん、順序は逆だけどアリサでもやってきた「手順」だったりもしますので、 前作の時点で想像していた方もいらっしゃるかもしれません。

つまり、小鳥さんのお母さんにおける「社長の回想」と「彼女の想い」、 小鳥さんにおける「小鳥の回想」と「彼女の想い」というセット。

前のエントリでアニメの21話に対するアンサー、 あるいは21話と以前作った「小鳥の回想」を繋ぐと書きました。 その中でも21話での「小鳥さんがステージで歌う」事。 これが今回の連作のきっかけとなりました。 今まで裏方であり、アイドラでは表舞台への復帰を否定する発言もあった小鳥さん。 それが小さくとも「ステージ」で歌った事。これは自分にとって大きかった。

もちろん、それを「アニマスの小鳥さん」として分離する事はできますし、 実際、拙作の「小鳥の回想」などは「コミカライズにおけるうたのおねえさん」を分離して成り立っているわけですが、 今回は敢えて「ステージに立てない音無小鳥」と「ステージに立つ音無小鳥」を繋いでみようと。 しかも、菜緒さんあたりと違って事件で繋ぐんじゃなくて精神的なところで繋ごうと。 だって小鳥さんがステージに立たなかったのはそういう事ですから。

だから、今回のステージはリアルな理由付けはしていませんし、 敢えて小鳥さんのお母さんの若い頃と春香というリアリティーのないトリオにしています。 こういう事が出来るようになったのはDS系の2作品作った事でいい感じに頭が柔らかくなったおかげですね。

改変的な所の話については、カット数的には「星井姉妹のrelations」程度で「魔法のマッチ」よりだいぶ少なかったのですが、 今回は改変が大変なUPカメラをガチで使ったのと、前髪とかまつげ等、動きを手抜きしすぎると目立つ改変箇所があったのでそこはしんどかった……。 あと新しい事としては後半の改変シーンは10fpsで作った後、ツール補完で20fps相当にして、 破綻しているフレームだけさらに手修正という手順踏んでいます。 出来上がったもの見てみると、特に精度が必要なアップカメラは良し悪しな感じがありますね。 あと前半の改変シーンの様に動き激しいとちょっと無理があります。

そんな感じで出来たこの連作。 着手自体は「涼と涼のDazzling World」より早く半年弱ちまちま作ってた事になるので、 とりあえず肩の荷が降りた感じが今は強いです。 なんでしばらくはのんびりしようかなとw。 (というか来月以降のリアル状況がさっぱり見えない……)

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