赤の視線

赤の視線

2000年10月15日、東京駅東北新幹線ホームにて

200系の前照灯。それは前を照らすためだけのものではない。
より鮮やかに浮かび上がる赤は、彼女に与えられた安全への責任と願い。

終電。そして終着

終電。そして終着

2000年7月15日、JR常磐線松戸駅にて

15両編成の通勤電車から数える程の客が降りる。
「降車終了」の声とともに60の両開き扉がいっせいに閉まり、
ホームは1日の仕事を終える。