ふと「リゾート21に乗りたい」と思ったので、伊豆に行ってみる。
特に時刻表も持ってでなかったので、
とりあえず東京駅に行って東海道線の案内を見ると、
2本あとの列車の案内が2ドアの伊東行きだったのでこれで行くことに。
みどりの窓口の時刻表でちらっと確認するとこれでちょうどリゾート21に
乗り換えられるらしい。
ホームで列車を待っていると銀河やサンライズが到着してきて、
やっぱり東京駅はこうでなくてはと思ってたりすると、
お目当ての普通列車到着。2ドアの案内どおり185系。
回転リクライニングシートにリニューアルされた185系は
普通に特急車で、東京駅で朝食に買っておいた深川めしを食べてると、
普通列車であることを忘れそうなほど。
学生時代に何度も18きっぷでしんどい目にあってきた東海道線だけど、
185系で寝てるうちに熱海まで着くなら快適なものである・・・まあ普通電車だけど。関西から上ってくると、熱海でやっと東日本だーと喜んだのもつかの間、意外とそこからが長くてうんざりするんだよなぁ。
まあ、それはさておき、伊東からお目当てのリゾート21に乗車。
今回が初乗車ではないのだけども、やっぱり乗るとリゾート21はいい車両だと再確認。そして、実は伊豆急線内に入るのは初めて(学生時代の青春18旅には伊豆急の運賃は高かったのです・・・)だったのですが、こちらもなかなかいい感じの路線ですのぉ。
伊豆急下田は本格的に観光する気もないけど、駅の周りで手近に特にこれっといったものもなさそう。何か食べるにもおなかは減ってない・・・。ということで、とりあえず街をちょこっと散策。
干物つくっている路地裏とか石造りだけど屋根は瓦葺の古そうな倉庫とか、漁港っぽいたたずまいが落ち着く。
さて、とりあえず地図を見てみると伊東と修善寺がわりと近いっぽいので、
たぶんバスでも走っているだろう・・・ということで、伊豆急で伊東まで戻ることに。
今度の車両はたぶん元JR115系の伊豆急車。交換する車両が185系や251系だったりとぼーっとしてるとなんかJRに乗ってるような錯覚に陥る。
さて、伊東についてバス乗り場を見てみると修善寺行きはあるものの、行ったばかりで次のバスは3時間以上後。3時間待つなら電車で行くかと駅のドトールで時間をつぶして次の熱海行きに乗車。今度も伊豆急車だが、元東急8000系。4扉車かよ!とつっこみたくもなるが、車内は海側がクロスシートになるなど凝ったリニューアルがされているため、意外と快適。あらためてこの会社って発想が柔軟だよなぁと思う。
でも、車体に関してはいくら似ていても東急8000系より南海6200系だなぁとか思ったり(まあ、世代違いますが・・・)。でもまあ熱海駅にいる8000系は違和感爆発ですよ。
熱海からJR東海の湘南色113系で、三島へ。新幹線も止まる駅とは一瞬思えないほど在来線側はローカルな雰囲気が。そして伊豆箱根鉄道のホームにいるのは3000系ステンレス車。踊り子が乗り入れるくらいなので観光鉄道なのかと思ったら、
車両も沿線も普通に通勤通学路線。
さて修善寺駅について案内を見てみると修善寺温泉にいちおう外湯があるらしいので、
バスに乗って宿泊施設が並ぶ温泉街である修善寺温泉に。
いちおう修善寺とか見て回ったあとに結構新しい「筥湯」という外湯に。
櫓が目立つ新しい建物だが浴場自体はシンプルないかにも外湯な感じのもの。
泉質があまりに癖がなくて温泉っぽくないのだが、ヒノキ造りの浴槽は雰囲気があってよかったです。なにより貸切状態だったしのぉ(^^;;;。
帰りは東海道線のダイヤが混乱していたこともあって新幹線使ってさくっと帰宅。
日帰りいきあたりばったりの一人旅の割にはまあおもしろかったかと。
ただ、写真的には不調だったorz。