郁田はるきに天海春香を見た話

シャニマスに鈴木羽那と郁田はるきが実装されました。
で、さっそくW.I.N.G.をプレイしたのでその感想です。


はるきのストーリーを読み進めていると感じたのが なんだこの猛烈な既視感

ファンを楽しませるためにひたむきに頑張る普通の少女。
他のアイドルにももちろんあったわけですが、はるきのW.I.N.G.のストーリーはただそれにシンプルにスポットを当てたという感じ。

それはなんかシャニも最後の最後になってシンプルな王道に還ってきたかという感覚がするわけです。

さらに読み進めていくと、さらにその既視感の先が見えてきました。
「この既視感、春香だ」
正確に言うと高ランク春香というか2nd.Vision以降の春香というべきか。

一見似てないようで改めて見ると、「はるき」という「はる」を含んだ一文字違いの名前、17歳という年齢。 非常に似ていると言っていい誕生日とスリーサイズと、かなり近しい存在としてはるきはあるのではという気がしてくる。

また、夢中になれるものがなくていろいろ手をつけて見たけどもどれも……という所にアイドルに出会ったという点においてはミリアニの春日未来に通じる所もある。

センターがルカという所で目立たなくはなっているけど、コメティックという裏信号機ユニットの「赤」としてこれ以上なく王道なんですよ。
自分にとっては春香の持つ「Born to be idol.」の片鱗を間違いなく持っている娘だと。 (とここまで書いてそういやミリオンも裏信号機ユニットの「赤」に私はまってたな……と思い出すも、デレはそうでもなかったと思い直す)

で、対して羽那は……と考えると春香やはるかとは別ベクトルでの「Born to be idol.」の片鱗を持っている娘なわけです。

乱暴なのは承知で書くと
「テレのない大崎甘奈」
「女版シャニP(たらし的な意味で)」

春香やはるきが育成ゲームたるアイドルマスター的文脈での「Born to be idol.」なのであれば、 羽那のW.I.N.G.は天然物としての「Born to be idol.」なわけです。
強すぎるキャラは出しづらいソシャゲにおいて、今になってこの二人を出してきたのは面白いなあと思うわけです。

ノクチル以降「完全無欠なトップアイドルを目指すことは本当に正しいのか」みたいな所が見えるシャニなので、 おそらくはこの逸材達に対してシャニPの悩みが炸裂し、それを八雲なみと対比させ、でそれがルカにどう作用するか……というあたりが、 コメティック編の流れになりそうな気がしますが、 このへんは酒の肴にはいいのですが、ブログに書いても思ったよりおもしろくないので、純粋に今後を楽しみにする事にいたしましょう。

ただ、この二人に関してはシーズからのルカの話が先行してしまっている中に放り込まれるので、 「ストーリーを進めるためのキャラ」の空気を私が強く感じてしまった所はちょっと二人に申し訳ないよなあと思うのです。

コメント

コメントを書く