30年越しのドリームライブ

私が高校時代を振り返ったとき、外せなかったアーティストの中に永井真理子さんと辛島美登里さんがいます。
(どうでもいいがシャニマス声優に永井真里子さんがいるので非常に紛らわしい)

永井真里子さんは私がアイマス以外で自分でお金払って行った初めてのライブが1992年の横浜スタジアムライブというくらいのはまりようでしたし、 辛島美登里さんは今でもアルバムが出れば買っている数少ないアーティストの一人です。


きっかけは「YAWARA!」……ではなく、 永井真里子さんはCMで聴いた「私の中の勇気」がきっかけ。 辛島美登里さんは同じく永井真理子ファンだった部活の先輩が「それならこれも聴いてみ」とCD(たしか「Zinc White」)を貸してもらったのがきっかけだったと思います。

レコード会社(ファンハウス)が一緒な上に辛島さんが永井さんに曲提供してたりする(今回知ったが事務所も同じだったらしい)のですが、 メインとする曲調というか客層というかが異なる印象があって自分としては共演という印象はなく、 ファンハウスのクリスマスコンピレーション・アルバムの中の曲で小林明子さん、麗美さんと一緒に歌ってたくらいの記憶しかありません。

それがですよ。辛島さんのアルバム「Coral」に永井さんがゲスト参加、しかもそのツアーにもゲスト参加というではありませんか。 共演するとは思ってなかった青春時代の推しと推しがライブで共演。 これは行くしかないと東京公演に先日行ってきたわけです。

共演の感慨もないわけではないんですが、感慨という言葉がしっくりこない程30年の時を感じさせない歌声でした。
セットリストも35周年を記念したアルバムのツアーいうことで、新しい曲と古い曲が織り合わさったセットリストなんですが、 新しい曲と古い曲がシームレスに交わるんですよ。
なんとなく時代による違いはあるような気がするんだけどそれ以上に時代に左右されない変わらない良さが辛島さんの曲にはある気がする。

そして永井さんの歌声のパワーもまた変わらず。今だからこその永井さんと辛島さんの関係性もかいまみれて、心に残るライブでした。

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