撮り納め
そんなわけで大晦日。三ノ宮駅で資料撮影。 321系は意外と来るし、207系も新色の方が多い勢いだし、というか207系にヨーダンパついてるのはさすがに違和感あるぞとか、阪急5000の更新車すげーとか、予想以上にホームに立ってるだけで発見があるもんです。 もっとも本命はいまいちきちんと撮れなかったのですが。
そして、灘駅に移動して周辺散策。神戸港線跡は灘駅周辺に関しては踏切がきれいに舗装されたくらいで、後はほとんど2年前と変わらない感じ。駅舎は駅舎でいろいろ新しいものが入って変化しつつも歴史を保っている感じでいい感じです。バリアフリー法でどうなるかなんて話もあるようですが、これからも変わりながらもいい形で残していって欲しいものです。
灘駅できさらん氏・おかず氏と合流し、春日野道で夜間撮影にチャレンジ。 JRにしろ阪急にしろ通過列車の速度が結構速くて予想以上に難しいです。 というか列車本数が多く結構撮った割にはこれといった当たりコマなし。 流し撮りは難しいよっ。 秒間5コマあったら連写でもすこし楽なのか? いや、むしろ一発にかけたほうがいい気もする。難しいのぉ。
播但撮影行
で、5時半ごろに寒くて目が覚めました。まあ、先もあるのでコーヒー飲んで出発です。名神は渋滞にはなってませんがなんとなく走りにくいですな。むむー。
7時半にはきさらん家前に到着するもしばらく準備にかかると言う事で近くの阪神電車相手に55-200mmの試運転。テレ端で換算320mmF5.6ですがその小ささのせいか意外に扱いやすいです。たださすがにF5.6で冬の朝だと感度は800とか使わないときついですが。
そして、きさらん氏が登場し、その場であれこれ相談した結果、播但線をターゲットにする事にし、出発。人生行き当たりばったり(ぉ。
さて、途中はざっくり省略(ぉしますが、一言言うとすれば キハ181萌え~ に尽きます。色が国鉄色じゃなかろうがいいものはいい。 途中、車で予定外にキハ181とほんの少し併走する場面があったのですが、 車内で聞くのとも違う、線路際の一瞬のものとも違う走行音に 撮れなかった悔しさより併走できた幸せの方が上回ってましたよっ。
レンズも55-200mmがさっそく大活躍。銀塩時代はほとんど使わなかった換算300mm級の焦点距離ですが、それでも足りないと思う場面が多くて、人間欲には切がないもんだと。 あと、日が落ちてからの撮影に活躍したのがEF50mmF1.8。感度を800や1600に設定しての手持ち撮影はなんか銀塩時代にやらなかったなにかができそうな予感。 しかし、反面AFだAEだと画質だホワイトバランスだといろいろモードを切り替えながらの撮影はまだちと慣れません。
最後に車のタイヤを溝に落っことしたりとハプニングもありましたが、 ま、終わりよければすべてよしということで、今年も無事終わりですかねー ・・・って明日もあるか。
321系
こちらはJR西日本の新車の話。 足回りがバージョンアップしていった207系も ついに223-2000の流れの設計思想の車体を持った 新型にモデルチェンジといったところですが、 インテリアを見るとやっぱりというかなんというか 所々コストダウンのあとが見受けられますねぇ。 一見、近郊型も通勤型も221・207の流れを汲んでるようでいて、 223-2000と321は世代が違うなぁと感じます。
エクステリアに関しても221・207・223-0あたりの エレガントさを組み込んだ物から500系や223-1000以降の シャープさを基本としたものへの移行を感じます。 新幹線・近郊型・通勤型とそれぞれ別のモチーフを与えながらも 共通したイメージをもたせてるあたりは、意外と上手いもんだなぁと 感心したり。 ただ、早速207系のカラーリングを変更しはじめたあたり、 単純なイメージ統一だけではなく、 207系のあの事故のイメージを少しでも払拭しようという意図が あるんじゃないかと思ってしまってちょっと複雑な気持ちです。
去り行くものたち
- 高千穂鉄道
- 廃止が決定したとの事。 自然災害や老朽化に伴う設備投資というのは これから先に立ちはだかる大きな問題であると改めて感じた次第。
- 201系900番代
- まだ、103系もごろごろしてる中での運用離脱は試作車ゆえでしょうか。 成功したとは言いがたい面もありますが、やっぱりすごい車両だと思います。
- 和歌山港線各駅
- 末端の水軒に続いて、現終点の和歌山港を除く中間の各駅が廃止。 昨年(車でですが)全駅回りましたが、 街の中に埋もれた取り残され具合になんかもっとやりようはなかったのかと 思わざるを得ませんでした。
- 仰木前監督
- 最後は野球ネタ。特別、野球に興味があるわけでもないのですが、 仰木さんの悲報はちょっとショックでした。 震災後の仰木監督が率いるブルーウェーブの活躍が やはり印象に残っているのでしょうか。 この場を借りてご冥福をお祈りいたします。
特典
「熱しか下がってない」感じでしたがまあなんとか横須賀で徹夜仕事してきましたよ。 帰りなんて完全に頭回ってなくて間違えて川崎で快特降りちゃったし。 で、普段乗る機会のない800系に乗って、久しぶりの片開き4扉に浸ってみたり。 車体が短い分、南海より破壊力強いかも。 あ、でもやっぱ最強は今は亡き南海1521形の両運転台車ですよっ(ナニガダ)。
で、明け休ということでまたしても帰りに秋葉原。「智代アフター」買ってきました。 そしたら、予約したわけでもないのに特典でティーカップがついてきたり。 値引きより特典で客が動くのでしょうねぇ。 私の場合は寮生活やら震災やらで近頃は物に対する執着心がずいぶん減ってしまっていて。 正直持って帰った後どうしたもんかと思ってしまうわけですが。・・・ふつーに使うか(笑)。
表紙買い
久しぶりに本を表紙買い。
その本の名は「プロトタイプの世界」
ただでさえビビッとくるタイトルに表紙がカラーで591系切妻形のアップですよっ。 これを買わずしてなにがKoshishinかと。雑誌コーナーで表紙見た5秒後にはレジ並んでました(苦笑)。
内容の方も表紙の通り、591系がメイン。 あとはキハ391とか新幹線1000形、新しいところではE991等、いかにもな試作車が続き、 他に戦後のEC・DC・EL・DLの主要な試作車・量産先行車についての簡単な紹介。 さすがにマイナーどころになると223-9000とか205系6扉車やE231系の'9'ナンバーがないわりに 207系トップナンバーがあったりするあたり、選定基準がよくわからないとこもありますが。
完全網羅というわけでもありませんし、技術的な所等細かい所はあまり深くつっこんでないので 濃ゆい人には物足りないかもしれませんが、 プロトタイプの世界の紹介編としてはお手軽ですし、なかなかいい感じではないでしょうか。
後ろ向き
デジタルモニタ試験車
京浜東北線のデジタルモニタ試験車に遭遇。 というかこんなものあったのか。
デジタルモニタと言われるとDVIディスプレイとか 運転台のモニタリング装置とか連想してしまうのですが、 これは京急2100で試験やってるのと似たような感じで 吊り広告の変わりに天井に液晶ディスプレイがついているもの。 京浜東北線のものでは無線LANを使ってデータ通信をしているそうな。
感想ですが、まず天井設置は座席に座ってるとあまりよく見えない上に 動画系の画質がもう少しほしい気がします(動画系に関しては山手線のでも同じですが)。 あと、音声をFMラジオで聴けるようになっているのですが、 各画面で流れているものが同期してないので、 音声聴いたら1つ先の画面で表示してる内容の音声だったなんてことが。 これではあんまり音声の意味ありません・・・。