DP1では使えなかった18-55mm専用ワイコンですが、
つまるところ凹レンズ1枚の構成のこのワイコンでは大幅にピント位置がずれるため、
DP1の最短撮影距離では対応できなかったわけです。
そこでふと思いついた。
クローズアップレンズ組み合わせたらいいんちゃうん?
最短撮影距離を縮めるアイテムを組み合わせれば、
無限遠撮れるようになるよね?という理屈です。
まあ、最短30cmとKissDNのメインレンズの17-70mmより
最短撮影距離が長いDP1にとっては普通にあって損はないアイテム。
さて、そのクローズアップレンズ、
凝った構成で高画質が売りのSIGMAの純正品も出てますが、
今回は1500円もしない1枚レンズのKenkoのNo.2をチョイス。
というか1枚凹レンズのワイコンと組み合わせるなら、
安い1枚凸レンズのクローズアップレンズの方が
収差相殺しそうだし・・・(?)
結果はちゃんと無限遠出るようになりましたよ。
まあ周辺部の画質は気にしちゃだめですが、
18-50mm+ワイコンよりよくなってる・・・ような気もする
(というか元のDP1の周辺部の画質がかなりすごいんだよな・・・)。
ただ画角は凸レンズ組み合わせた関係上やや控えめで
だいたい×0.85倍の換算24mm相当といったところでしょうか。
正直おもしれーっていう程の広角ではないけど、
フードアダプターにつけとけば脱着が楽なんでDP1で使う機会の方が多くなるかもしれず。


上:DP1+クローズアップレンズNo.2+DSWPRO58、下:DP1
×0.85とはいえ、これだけ画角変わると実用性もあろうというもの。