
前回のエントリが前振りだったというわけではないのですが、
EXEMODEのSQ28mというトイデジを購入。
いや、CaplioRXの後継コンデジはまた別に考えているのですが、
Twitterでトイカメ話で盛り上がってたので、つい。
見ての通り、小さい&超チープ。
液晶はモード&カウンター表示用のみで電池残量すらわからない。
他はシャッターと電源&モード切り替えボタンとマクロ切り替えスイッチのみ、
というかファインダーすらなし。
電池は交換不可の内蔵充電池でUSB充電ですが、
USBコネクタはmini-Bとかmicro-Bではなく、ケーブルとか売ってたっけ?な勢いの8-pin AGOXタイプ。
内蔵メモリは電源OFFで画像が消えるSDRAM 64MBですが、ここはmicroSDが使えます。
そんなわけでいかにもトイデジな感じですが、
センサはCMOSですが一応1/2.7型 有効195万画素(もっとも出力画素数は後述の通り若干少ないです)。
面白いのは出力サイズが1280×1200とほぼスクエアな事と、
モードがノーマルに加えて、ビビッド、ノイズ、モノクロとあること。
サイズ320×240pixelの動画モードが秒間8コマでおもしろい雰囲気で撮れること。
使ってみた感じですが、
ファインダーないのでフレーミングが難しい上に
シャッタータイムラグがかなり長い(ブザーのタイミングだとすると秒単位)様子。
あと困ったことに極度に暗いとシャッター下りません。
まあ、下りたとしてもまともに写るとは思えない状況(については後述)なのでしょうが、
そこは撮影者の意志を尊重してシャッターはおりて欲しいところ。
んで、画像のExif見てとにかくびっくりしたのが感度の低さ。
Exif見る限りどうやら最高感度はISO60のようです。
当然、夜間に手ぶれさせないのは至難の業ですし、
固定したとしても上述の通り暗いとシャッターおりないのもあって、
(ちなみに最遅のシャッター速度は1/6(Exif上は1/5))
夜間使うのはかなり厳しいです。
そんなわけでまともに撮れたものが少なかったので(そんなわけで今回は作例はなしです(^^;;)、
画質についてはまだはっきりとはしませんが、
まあCMOS200万画素クラスのパンフォーカス機といった感じです。
低感度のおかげか思ったよりダイナミックレンジもあるので、
ハマれば、同じCMOS200万画素のWILLCOM 03や120万画素のRevio C2よりいい画が出そうな感じです。
特にモノクロモードはかなりいい感じ。
ほぼスクエアフォーマットもおもしろいし。
そんなわけで非常に使いこなしが難しいデジカメですが、
邪魔にならない小ささ・軽さで気軽に持ち歩けますし、
スクエアやモノクロで遊ぶには、ちゃんとしたコンデジよりいいかも。