COOLSCAN

今週のミーティングはKissDNじゃなくてA-1持っていってフィルムを使い切ったので、 現像だして今年の正月に実家から引き取ってきたCOOLSCAN V EDをようやくセッティング。

今までのFS2700FやGT-X700に比べてどうかというと、とりあえずオートローディング万歳。 Digital ICEもついてるのでほこりについてはかなり気を使わなくてよくなった感じ。 (Digital ICEはGT-X700にもついてますが、ガラス面のほこりを取るのが大変なこともあって、 焼け石に水的な所が・・・)ただし、コマ検出と露出はちょっと安定度に欠ける気がする。 あとはやっぱ低減使ってもカラーノイズというか粒状感というかは結構残る。 やっぱりデジタル化前提ならデジカメだなぁ。 もっともプリント前提でもデジタル現像機、輪郭強調かけすぎだよ・・・。

今月のPhatPhoto

なんと付録が35mmフィルム。 こんなん初めてみましたよ。

買ってみたところ、PhatPhotoらしくかなり個性的な色がでるらしいので 記録用途にはきつそうですが、上手く使えばおもしろそう。 問題はいつどこで使うかなんだけど。

今月の物欲状況

先日、Advanced/W-ZERO3[es]のモックを触ったのですが、 このサイズならいいかもと。 ただ、予約はしてないので欲しいうちに手に入るかが問題。

あと、SIGMAの80-400mmF4.5-5.6 DG OSが中古で10万円を切る価格で出てて、少し心がぐらつく。 Canonなら純正の100-400mmのLの方がワイド端の焦点距離を除いてすべての点で上という評判のようですが、 うちのメイン標準ズームのテレ端が70mmなこともあってこの値段なら迷えるなぁ。 でもやっぱり手振れ補正捨ててでも鉄道系では王道の70-200mmF2.8にいくべきなのかしらん。 ・・・いや、そもそも自分にとってこの手の望遠ズームに今後どれほどの出番があるのか・・・。 そゆ意味では以前から欲しいとはいっている30mmF1.4も同様。

さしあたって、ここ数ヶ月財布を直撃しているのはニコ動で知った音楽のCD。 Xbox360版は持ってないのにXbox360版のアイマスのCD買ったり、 やっぱりゲームやってないのにACE COMBAT ZEROのサントラ買ったり。 nowhere(ヤンマーニw)のCD買ったり、アクエリオンのCD買ったり。 ・・・少なくとも私にとってニコ動は有効な宣伝媒体として機能しているようです・・・orz。

デジ一眼のボケ量

APS-Cサイズセンサのデジタル一眼は35mmのフィルムやフルサイズセンサ機よりボケにくい ・・・とは言いますが、はたして具体的にいかほどのものなのか気になったので調べてみました。

  • 撮像面でのボケの直径は焦点距離の2乗に比例。
  • 同一対角線画角を実現するための焦点距離はセンサの対角線距離に比例する
  • 撮像面でのボケの直径は絞り値(F値)の逆数に比例。
  • 対角線画角に対するボケの割合はボケの直径とセンサの対角線距離に比例。

具体的な値を計算するとうちのKissデジNで35mmフィルム一眼での50mmF2.8と同等のボケ量を同等の画角の焦点距離31mmで確保するのに必要な絞り値はF1.8でだいたい+1 1/3段。フォーサーズ機での25mmレンズだとF1.4で2段絞りを開けなきゃいけない計算。

そんなわけでボケ命!な人には35mmフルサイズセンサなわけですが、 来年あたり各社からでるんじゃないかみたいな予想もありますねぇ。 ただまあ、ボディー内手ブレ補正搭載の場合、 イメージサークルに余裕がないとフルサイズは無理なわけで、 古いレンズでも大丈夫なように若干センササイズを落としてくるのか、 イメージサークルに余裕のある新レンズでのみ手ブレ補正有効とわりきっちゃうのか (多少レンズがでかくなろうとレンズ内手ブレ補正のレンズより小さくて軽ければ意義ありますよね)、興味はあります。

逆を言えば、すでにフルサイズ機とレンズ内手ブレ補正を持つキャノンはボディー内手ブレ補正はよほどの事がない限りないだろうなぁ。よく考えるとAFモーターもキャノンは最初からレンズ側でしたよねぇ。

SD14

ちょっと早めに上がって、SD14の現物を見に。 なんかAFはKissDNと比べてももう一歩な感じがしましたが、 シャッターが秒間5コマクラスの機種と比べてもいい感じ。

でもどうしてもこのへんの中級機のボディサイズはでかっ!って 感じがしてしまいます。

ExifにGPSデータを

新型1行BBSに脱線していたので止まっていた、 NMEAデータのExifへの埋め込みツールの作成を再開。 新型1行BBSへの位置情報対応で位置情報の活用方法が増えたので、 やる気度もアップです。

とりあえず、GPS-CS1KのログからKissDNのMakernoteを保持したままでの位置情報埋め込みはできるように。 Exifデータの再構築ではなくて、GPSタグのみ挿入する方式にしたんで、 すでにGPSタグがあった場合等に制約が出るなど汎用性は低いのですが、 比較的元データの体裁を保っているのではないかと。 追加する位置情報については速度や移動方向についてはGPS-CS1Kの15秒の測位間隔と誤差を考えると あまり意味はなさそうなのでパス。高度については最初は対応する予定でしたが、 実際ログ見ると誤差で使えなさそうだったのでやっぱりパス (平面上なら50mくらいずれても意味はありますが、高度は50mずれるならない方がマシ)。 結局、GPS-CS1Kの付属ソフトのGPSImageTrackerで付加するデータと同じになりました。 もちろんこちらはKissDNのMakernoteも保持したままです。 ちょいといじればIFD系のMakernoteなら他メーカーでもわりと対応できそうです。

ただ、これだけだと位置情報がなかったりずれがあるデータを カシミール等で位置情報を修正するとやっぱりMakernoteを維持できないので、 Exifの位置情報とGPS-CS1KのNMEAログを併用して 元ファイルから再度位置情報を付加するモードをつけようかと画策中。 これなら全ての画像の位置情報を修正しなくてもポイントのだけ修正すれば あとは補間で対応できるし。

しかし、早いところ完成させないと、絵描きモードに移行できないorz。

GPS-CS1Kその後

正月の和歌山の写真を整理。今回本格運用だったGPSユニットのGPS-CS1Kですが、 和歌山港線や野上鉄道跡の探索ではほぼ位置とれてたものの、 電車で移動した和歌山駅での撮影では地下連絡道やホーム上屋等の 悪条件が重なって位置取得に手間取ってた模様。 ただ、駅撮りは位置取れてなくてもそれほど困らないので実用的にはOK。

問題はソフト側で、もともとSONY製デジカメ用で保障外なので仕方ないとはいえ、 ImageTrackerも地図ソフトの方も KissDNのExifのMakernote(メーカー固有情報)には未対応で情報がなくなったり崩れたりします。 まあ、Makernoteなくても基本的に必要な情報は取れるのですが、 Makernoteにはズームレンズのワイド側・テレ側焦点距離など有用な情報も取れるので 出来れば残しておきたい情報です。 その他のフリーソフトも探してみたのですが、満足できるものはなし。

地図ソフト側は無理にしても、 NMEAデータからのExifへのデータ埋め込みくらいはなんとかしようと、 Webで資料をあさって、Perlでツール作成に着手。 最近、仕事でろくなプログラミングさせてもらえてないので、 これだけのツールでも楽しいのなんの。

とりあえず、Exifデータの値取得とCanonのMakernoteの値取得できるところまで完了。 まだ、NMEAデータの読み込みと、肝心のExifへの位置情報データ埋め込みがあるので、 先は長いけどしばらく楽しめるかも。

わかやま日記

年末年始恒例となったきさらんとの撮影行。 今回は和歌山方面に。2年前にも行っているのだが、 「変わる前に」と行った2年前と違って今回は 「変わった後」を見に行くために行く。

まずは水軒へ。廃止後にここを訪れるのは 3回目だけども見事なまでに変わっていない。 もちろん正確には「ここにあった軽自動車のスクラップなくなったよね」とか、 あるにはあるのだけども、基本的にはぜんぜん変わってない。 廃止することを忘れたかのようにずっと一日2本の運行を続けていた現役時代と同様に 廃止後もこのままずっと放置されて、ある時に思い出したかのように すっと跡形もなく消えるんじゃないかと思ったりもする。

そして、和歌山港線の廃止駅へ。 こちらは各駅ともにホームが撤去されている。 おそらく、通過車両に支障する事がないようにという事なんだろうけど、 駅によっては完全に撤去というわけでもなく、 ホームの端の石積みのみが半分残っていたりするあたり、 なげやりっぽさをかんじなくもない。 ただ、一回来たことがあるからわかるのであって、 風化して周りに溶け込んでいくうちに忘れ去られていくんだろうなぁと 思ったりする。

そして、前回行きそびれた、加太線旧線跡・・・というか 旧線の紀ノ川橋梁であった河西橋に。 この橋が台風で流されたために廃線になった後に歩行者用に転用されて 生き続けているという歴史を知っていると中央部と両端の橋脚の違いや1本傾いたままの橋脚なのが生々しいです。

その後、今回のメインテーマの貴志川線に。 伊太祁曽に車を止めて、一日乗車券を買って話題のいちご電車で全線を往復。 車内のいちご電車サポーターの一覧に「南海車両工業」があったのがちょっとうれしい。で、乗ってて思うのはいちご電車の注目度の高さ。 時節柄、帰省してきた人たちや初詣の人たちなど普段利用しない人たちが多いのか あらゆるところで携帯カメラを向けるお客さんが目立ちます。 いわゆる水戸岡デザインに慣れた自分としてはそのひとつのちょっと凝った電車にすぎないのですが、こうして見るとすごい電車なんだなぁと思うと同時に果たして鉄道マニアである自分は幸せなのかと考えたりもします。 その後、交通公園で南海平野線の保存車を見て、いちご電車を撮影。

この後どうしようかと地図を見ると意外と海南が近い事に気がついたので、野上電鉄跡を見に。かなりの部分が遊歩道として整備されていますが、時間や駐車スペースの関係でほとんど歩けず。ただ、登山口駅のあったあたりから少し離れたところ2ヶ所に電車がそれぞれ屋根つきで保存されていたのを見つけれたのは下調べまったくしてなかったので、かなり喜べました。

その後、完全に暗くなるまでに少し時間があったので大池遊園にもどって定番の撮影地でいちご電車を撮影して、帰途につきました。戦果は微妙ですが、鉄分補給はいい感じにできたかと。あと今日の撮影はすべて17-70mmで出来てしまったあたりやっぱ買ってよかったなぁと。(GPSユニットも使いましたがこれについては松戸に帰ってから写真整理しようかと)